【京都感想】第125回ほんわか読書会in関西
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※予定や過去の様子等をアップしてます
【京都】第125回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H25年09月07日(土)朝10時~12時30分頃
・ランチ会…H25年09月07日(土)昼12時40~14時頃
夏日は続きますが、徐々に朝晩が涼しくなり秋の近づきを感じますね
ゆっくり、寝ていたい気もしますが、、、苦笑
さて、本日お世話になりますのはこちら↓
STAR BUCKS 京都四条通ヤサカビル店(京都府京都市下京区)
http://www.starbucks.co.jp/
京都らしくスタバには観光客の外人さんの姿がチラホラ
、、、って、一組の外国人の方がいつもの特等席(読書会用)に座っているではないですか
離れたソファーでくつろいでいると、早々と観光に出かけられました(ほっ)
さてさて、今回の読書会の様子はこちらです↓
※毎回、写真撮影の腕を上げないとと思うのですが、、、
——————–今回の本の紹介コーナーとなります——————–
【時代小説で心の機微を勉強中の主催者M】
『さぶ(山本周五郎著)』
以前に図書館の神様という本を紹介したのですが、その中で主人公達がさぶを読んでものすごく感動しているのをみて読書会の前に読了しました(=゚ω゚)ノ
江戸の街に住む、頭はキレるがプライドが高いと栄治と愚鈍だけど心の真っ直ぐな三朗、そんな二人を見守るおすえ、おたえといった仲の良い女達が繰り広げる人情味溢れる物語です(#^.^#)
幼い頃から丁稚奉公に出されているのですが、栄治はお店で大事にしている錦布を盗んだという事(無実無根なんですが)で江戸郊外に人足として島流しにあいます、、、ヽ(´o`;
怒りに満ち溢れる栄治は周りとの接点を持ちませんが、次第に持ち前の器量と腕前で周りからも一目置かれる存在に!
数多の事件や事故での周りとの関わり合いの中で心を軟化させていきます( T_T)\(^-^ )
初めは昔言葉で読むのも大変でしたが、良作と言われる物は頑張ってよんでいきたいと思いますo(^_^)o
『あやめ横丁の人々 (講談社文庫) [文庫]宇江佐 真理 (著) 』
時は江戸時代、、、婿入りの当日、間男に嫁を取られた武家出身の慎之介は怒りからその男を斬り殺してしまいます、、、そしてお嫁さんも後追い自殺をしてしまいます~_~;
大事な跡取り娘を亡くした家はお家断絶、、その怒りから首謀者の慎之介の命を狙われることに!!!
難を逃れる為に慎之介に示された場所はあやめ横丁と呼ばれる江戸にほど近い小さな集落でした(・_・;
そこは普通の街と同じような生活がいとなわれているのだが、、そこに暮らす人々は何か深い秘密を持っているようだ、、(ー ー;)
実はそこは過去に大きな罪を冒しながらもお上の慈悲を得ながら暮らしている人々の町だった!(◎_◎;)
人々と慎之介の心温まるお話もあれば、住民の過去の話に目頭が熱くなったりと、、、
先ほどのサブと設定が少し似ている所があるのですが、スゴく読み易く、内容的(実際の設定としてはあり得ないらしいので)には歴史ファンタジーのような物語でした(^o^)/
【紹介2番手で緊張気味のIさん】
『文藝春秋 2013年 09月号 [雑誌] [雑誌]』
こんなチョイスもありなんだ!
と驚きと共に出てきたのは芥川賞が全部載っている文集でした!(◎_◎;)
今回の受賞者の中に実家が京都の方がいるとの事でこの本をチョイスされたようです(^o^)/
タイトルは爪と目らしいのですが、、ちょっと内容的にはIさんの趣向には合わなかったようで、、f^_^;
うっすら背筋か凍りつきそうな、、、内容だとか(*_*)
以前にもホラー小説をご紹介頂きましたが、そんな不気味さ漂う内容だったのかもしれませんね^^;
他にも色んなタイトルがありますので、、そちらも期待しましょう!
『愛に乱暴 [単行本]吉田 修一 (著) 』
先ほど紹介された本とたまたま同じような内容?の本だったらしいですね( ゚д゚)
自分もあやめ横丁とサブは内容こそ違えど似てるな〜と思えましたが
ただ、こちらの方はミステリーの要素もあるようですね!
物語には2組みの男女が出てくるようですか、所々で愛人の私と妻の私の二人がそれぞれ固有名詞ではなく出てきて、、、騙したのは誰?!
とこの段階で自分が何を書いているのか判らなくなってきました~_~;
以前に悪人という本が紹介されたことがありますが、そちらの本も気になりますね(^_^)v
【小説から仕事のヒントを得た!Nさん】
『不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42) [文庫]山崎 豊子 (著) 』
朝日新聞の記者から独立して作家になった山崎豊子さんの小説は小説ながらも登場人物だけでなくその時代の時代描写も事細かく書かれています
そういう面でいうと仕事に携わる方にもスゴくオススメ!と別の本に書いてましたね(余談ですが、、苦笑)
物語は第二次世界大戦後、シベリアに抑留から解放されて日本に戻って繊維の商社に入社して紆余曲折の人生を歩んでいきます、、、
物語とは関係ないかもしれませんが、、、戦略面や会社の上司、部下の関係やその際の伝達(連絡)についてなど軍と会社組織には意外にも共通点があるみたいですね( ゚д゚)
最近、コンビニや飲食店などでお騒がせな事件が度々起こっていますが、、キチンとした人を採用する人事面での大切さや将来を担う人材の採用基準の違いなど(う〜ん、、上手く説明しにくいですが..)
男性向けかも、、、との事ですが苦笑
小説としてもビジネス書としても価値のある一冊です!
【今回、初参加となりますAさん】
『ぐうたら休日(ホリデー)―リラックマ生活〈7〉 [単行本]コンドウ アキ』
高島屋の展覧会で置かれてたみたいですね(#^.^#)
紹介され瞬間に可愛い〜って声が聞こえてきました笑
主人公?のリラックマはOLさん家に住み着いているクマさんのぬいぐるみです(≧∇≦)っていっても人間のように動くのですが、、、笑
動作も緩慢でいつもダラ〜としていおり、他の癒しのキャラクターのように愛想を振りまくとかは無いのですが
あえて頑張らないそんな姿に男女問わず人気があるようですね(^ν^)
左に挿絵、右手に一言メッセージが書かれてあり、ホッとする絵本なのでプレゼントとかにも良いのでは??とのことです(=゚ω゚)ノ
『いいんだか悪いんだか (文春文庫) [文庫]林 真理子 (著) 』
最近、林真理子さんの野心のススメがスゴく売れているようですね(^o^)
本書は ananに数年前に書いてた2〜3Pくらいの短編をエッセイとして収められているようですね!
事件となった山本モナさんの話から、政治家の麻生太郎さん、はたまた食べ物に纏わるお話まで(=゚ω゚)ノ
内容的にはかなりドロドロしているようですが、、、汗 20代はあまりもてなかったようで、、、あまり20代向けの恋愛小説は書きたく無いのだとか、、、>_<
余談ですが、、林真理子さんの本を読むと読解力が増すようですね( ゚д゚)
【池田明子さん並に思慮深いNさん】
『暮らしの哲学 [単行本]池田 晶子 (著) 』
若くしてお亡くなりになった池田晶子さん、、哲学とありますが難しい本ではなく普通のエッセイより深く物事を考えて書かれた著書のようですね
池田さんは普通?の女性より普段目の前にある出来事をより深く考える所があったのだとか( ゚д゚)
逆に取ると普通の人はそこまで考えないよ、、、f^_^;と思う所まで真理を追究したのかもしれませんね(^_−)−☆
どういう話題でこの話になったのか聞き逃したのですが、、、子供には夏休みがありますが、両方ともエネルギーに溢れており、その組み合わせって実は最強の組み合わせなのだとか♪───O(≧∇≦)O────♪
社会人になった皆様には取り戻す事のできない貴重な時間ですが子供の頃に味わった清々しさは取り戻せる!!との事ですp(^_^)q
『天国旅行 (新潮文庫) [文庫]三浦 しをん (著) 』
三浦しおんさんの本は独特な世界観があるようで、、、人によっては肌に合わない方があるようですf^_^;
そんな事から暫くしおんさんの本から遠のいてたようなのですが、、、この久しぶりに読んだこの本は大丈夫だったようですね(^_^)b
でも、メルヘンチック?なタイトルとは裏腹に内容は心中したい人の物語だったみたいです(;゜0゜)
樹海に死ににいく男の子の物語や毎日夢の中に出てくる男の子に恋してしまう、しかも現実世界でその人に会う事ができるのですが、、、その人には妻子がいてドロドロの様子を見せたりと、、、(-。-;
疲れている時には読まない方がいいかも(^^;; しかし、それを書いているしおんさんも大変なのでは?と気遣うNさんでした(つД`)ノ
『白河夜船 (新潮文庫) [文庫]吉本 ばなな (著)』
ちょうどこのBlogを電車内でかいているのですか、ウトウト、、ウトウトしてきます(= ̄ ρ ̄=) ..zzZZ
そんな眠りに取り憑かれた人達の物語のようですね(^-^)/
妻が昏睡状態にあるのに別の女性と不倫してします男性、、、(ー ー;)その相手の女性もなぜか食事の時以外は眠りが酷く寝ているんだとか、、、(;^_^A
そんな二人の逢瀬の場所はなんと二人の夢の中?!その夢の中では女性も元気になれるのだとか^^;
たまたまなのか、この本の読者層も眠くて堪らない人がよく読まれているようですね(^◇^;)
【今回、初参加となりますIさん】
『野心のすすめ (講談社現代新書) [新書]林 真理子 (著) 』
著者の方の意見だと思いますが、、林真理子さんはギラギラしているのは嫌!!私頑張ってます!!と思われるのが嫌だったようですね( ゚д゚)
というのも幼少の頃に男の子にイジメられた事も影響しているのかもしれませんね(←あくまでMの考えですが)、、、
そんな時に林さんはあの男の子達は私が好きだから虐めるんだ!と自己解釈して気持ちを奮い立たせていたようですね;_;
最近のニュースでも陰湿なイジメにより自殺する子供達が多いように思います、、。そんな子供達に林さんのこの本は自分で解決する力強さを教えてくれてるのかな?と思われたようです(^_^)v
ちなみにタイトルの野心とは自らの物欲に任せた感情では無く、欲は持つべきだけど理性で受け入れる(コントロール?)事と云われているようです(`_´)ゞ
『チルドレン (講談社文庫) [文庫]伊坂 幸太郎 (著) 』
火災報知器の会社で働く陣内は突拍子もない事をする人物(^^;;
同じく会社で働く長瀬という社員は報知器の調査員をしているのですが目が見えないんだとか、、、(。-_-。)
そんな事をあって周りの社員は長瀬にどこか同情(憐れみ?)の目で接するのですが、、陣内ときたらそんな事お構い無し!で接しているようですね(^。^)
ある時、銀行に用事のあった陣内は何と銀行強盗に出くわしてしまいます!!
が、、、、持ち前の突拍子もないなさ、もとい持ち前の機転をきかせて歌を歌って場を和ませようとしますます(;゜0゜)
伊坂幸太郎さんは有名なので何冊か読んでたりする(タイトルだけ知っている事が多いですが苦笑)んですが、チルドレンというタイトルは初耳でしたね、、本の世界は奥が深いですね(=゚ω゚)ノ
【故郷に思いを馳せる(。-_-。)Sさん】
『心臓の声を聴け ~患者とつむぐ心臓病と癒しの物語~ [単行本]ミミ・ガルネリ (著), 上塚芳郎 (監訳), ケイ洋子 (翻訳) 』
Sさんにとってはいつもとは違ったジャンルの本なのですが、タイトルを見て本に触った瞬間、、、、
なんて手触りの良い本なんだ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*と一目惚れされたようですね(≧∇≦)
著者の方は医療の現場で心筋梗塞の患者を沢山治療してきたのですが、その後も同じ患者さんが病気を再発してしまってたようですね~_~;
そもそも心筋梗塞の原因は何か?
食生活や私生活、環境等の原因は勿論あると思いますが、
患者と向き合い、話を聞く中で行き着いた結論、、
本当の原因は心にある!、、と
専門的なお話でもなく、むしろ心の内面、哲学的なお話がメインとの事です(^_^)b
『東北・蝦夷の魂 [単行本(ソフトカバー)]高橋克彦 (著)』
東北地方のはるか昔、邪馬台国卑弥呼が居た時代よりさらに古く、ヤマタノオロチが居た?時代から書かれた歴史書のようですね( ゚д゚)
5つの大きな争いがあり、東北は古くから多くの争いや戦に負けた一族の敗戦の歴史だとか、、、
勝者の側の歴史は残りやすい(捏造も、、、)ものの、東北に纏わる史書は少なく色々調べつつも作者の想像も含まれているようです
以下はSさんの話を聞いたMの想像ですが、、
昨今では戦ではありませんが、東北の地震や津波により深く傷つけられながらも我慢強く立ち直ろうとできているのは過去の歴史かあったからなのかもしれませんね、、、
本の表紙からは鎮魂ともつかぬ、むしろ東北人の力強さみたいなものが伝わってきましたね(。-_-。)
【倍返しよ!と読書会を盛上げKさん】
『牧師館の殺人(クリスティー文庫) [文庫]アガサ・クリスティー (著), 安西 水丸 (イラスト), 羽田 詩津子 (翻訳) 』
ミステリー小説の代表でもあるアガサクリスティのシリーズ(≧∇≦)と、いっても名前以外は知らなかったのですが(^^;;
シリーズには大きく分けて二つあるみたいですね。一つはオリエンタル急行や少しインテリ?ハイソ?な場所が舞台のMr.ポワロシリーズ!
もう一つは街の近所で起こった事件を素人?探偵のマープルが見事に解決していく二つのシリーズがあるみたいですね!
出版は古いけども今のミステリーの礎となっているようですね!そしてそのマープルシリーズの第一弾となる本書は何かスゴイらしいです(=゚ω゚)ノ
他のゲストの方と意気投合してKさんとお話されてましたが、、、その辺りのメモができてません、、;^_^A
『オレたちバブル入行組 (文春文庫) [文庫]池井戸 潤 (著) 』
『オレたち花のバブル組 (文春文庫) [文庫]池井戸 潤 (著) 』
やられたら、、倍返しだ!!!
のセリフでお茶の間を席巻しているテレビドラマの半沢直樹\(^o^)/
Mもつい最近から途中から見出したのですが、この本が原作とは暫く気づきませんでしたf^_^;
銀行での人間関係の中での確執や妬みなど実社会でもあるよな〜苦笑。といった事が、半沢の名セリフによってスカっ!!とされる方も多いのでは??
あ、ちなみにTVドラマでは決め台詞となってますが、原作では倍返しだ!はちょこっと出ただけのセリフだったみたいですね( ゚д゚)
題名といい、セリフといい、、上手く本書を光らせたな〜と思いました(^ ^)
あ、余談ですが半沢直樹にあやかったお饅頭が人気みたいですね(^。^)と、いっても皆さんのお目当てはその中に付属されている半沢直樹?名刺みたいですけど(^^;;
ストーリー?
ストーリーは皆さんが本書を読んで確かめてください(^人^)
———————–以上で本の紹介を終わりたいと思います———————–
毎回、ブログを書く事に集中する余り、十分な訂正ができないままブログに書き下ろしています
※プロの方の書き下ろしだといいのですが、、、
そういった事で紹介戴いた本の内容や照会内容に若干の食い違いもあるかもしれません、、、
その辺りは実際に本書を読まれて確認と言う事でお願いしますm(_)m
※無責任かな、、、?
さて、希望者のみで読書会の後はこちらのお店に行きました!
京都ダイニング 市場小路 寺町店
前回の京都でSさんが招待してくれたお店に再度訪問です!
半地下のお店の入り口を入るとそこは素敵な空間が広がっていました↓
今回は2テーブルに分かれることなり、便宜上、写真を撮影しておりません
それでは、今回の読書会、ランチ会の紹介を終了いたします!
■ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト■
http://book.geocities.jp/honwakadokushokai/
■読書会の予定はこちらです↓■
【H25年09月大阪(朝の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/374457072.html
【H25年08月大阪(夜の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/371458497.html
【H25年07月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/370588101.html
【H25年09月京都ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/372892044.html