【京都読書会感想】第85回ほんわか読書会in関西
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※予定や過去の様子等をアップしてます
【京都】第85回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H24年3月18日(日)朝10時~12時15分
・ランチ会?…H24年3月18日(日)昼12時30~13時30分頃
暖かい日差しと暖かい空気、そして春めく草木の芽吹きが待ち受ける今日この頃、、、
花はムズムズ
ハナもムズムズ、、大変な陽気です
読書会当日は何とか耐えましたが、、さてさて本日の読書会や如何に???
毎回、楽に主催させて戴くことはまずありませんので今日は何が起こる事やら
本日お世話になりますのはこちら↓
STAR BUCKS 京都四条通ヤサカビル店(京都府京都市下京区)
http://www.starbucks.co.jp/
※そろそろ、この写真(My撮影)を新しいのに変えたいです(写真家の方は、、、)
さて、本日の読書会の様子です↓
※今回人数が10名と予想より多くなってしまいました
偶然にも今回、キャンセルがゼロ
京都は席の関係であまり、大人数の席が取れないのです
早朝には皆さんを右往左往させてしまいましたm(_)m
本日の本の紹介コーナーです
【ビブリオバトル】今週の一冊!
※1冊でも大丈夫です!
今回の読書会で読みたい本を答えて貰い、今週の一番読みたいを決めます!
※ビブリオバトルって何?こんな感じでアンケート(任意)に答えて貰います
(提案①参照)
http://dokushyo.seesaa.net/article/254085097.html
こんな形でアンケート(任意です)に答えて貰おうかと考えてます
↓アンケート受付です!
http://my.formman.com/form/pc/fbVmUjgp89tJcELV/
※内容を更新しました
【本日、花粉症発症寸前?のM】
『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫) [文庫]江藤 淳 (著) 』
読書会で紹介するのどうんだろうシリーズ第2弾(;´Д`A 前回はビジネス書は読まなくていいを紹介し、今度は日本憲法で保証された表現の自由を覆す衝撃の内容です(゚o゚;;
第二次対戦日本の敗戦より続くタブーに挑む著書。アメリカで数十年に渡り密かに隠匿された情報が時代の変遷を経て密かに公開される。著者の方はかたり継がれる歴史に疑問を持ち膨大な古文書を検索したのが本書となります。
占領下で行われた検閲とは何か?何の目的でそれは行われたのか?日本の民主主義化という名の下で推進された行為による日本文化、ひいては日本人の人生観にわたるまで影響を与えたタブーに挑んだ作品(; ̄O ̄)
『マーガレット・サッチャー―鉄の女の涙 (リンダブックス) [文庫]白石 まみ (著)』
イギリス史上初の女性首相となり、鉄の女として世界から恐れられた女性。そんな彼女は政界の一線を退いた後、暫く表の世界に出る事はなかった。
そんな彼女の消息が愛娘の手記によって明らかにされる。認知症を患っている事が判明!世界に震撼が走る。知られざる鉄の女の栄光と苦悩の日々、そして家族との、、、
最大の心の理解者であった最愛の夫デニスを失い、その心に映ったモノは、、、ふと思い出す日々、、政治家としての日々、家族の母としての日々を綴る
最後にふと振り返る、、 『デニス、あなたは幸せだったの?』と、、
【数日後にホームズの聖地に足を踏み入れるSさん】
※もとい、臨床検査技師を目指すSさん
※旅立つ前に謎を残して行ってくれました↓
『七つの海を照らす星 [単行本]七河 迦南 (著) 』
海にまつわる七つの短編ミステリ小説
日常の謎を下に一編一編、謎を紐解いていきますd( ̄  ̄)
しかし、一編、一編の中に解けない謎があるようですね。その謎と関連しているか分かりませんが汗、出てくる一人の主人公。周りを拒絶し、周りも主人公を拒絶しているとの事。そんな主人公がトラブルに巻き込まれるのですが、先輩が助けにきてくれ助かります(; ̄O ̄)でも、その先輩は、、すでに亡くなっていたんですね、、
その辺りの謎がラストの七章で全て明らかにされるのですが、、それを読んだ時『キーーーΣ(゚д゚lll)』となるようです。どんな感情なのか分からないので、、顔文字はイメージです(^^;;
人が傷つかず、ホットになれるSTORYとの事です(=´∀`)人(´∀`=)
『心が軽くなる 哲学の教室 [単行本(ソフトカバー)]小川 仁志 (著) 』
哲学好きのSさんが以前に持ってきてくれた本の続編となります。前回の本が売れたので今回の装丁は文字に金があしらわれており豪華さを感じさせます(^з^)-☆
豪華なのは本だけではなく、登場する哲学者達もオールスター揃い(((o(*゚▽゚*)o)))
オープンスタイルの講義で一般人に分かりやすくレクチャーしてくれます (^O^)/
Sさん解説のなぜ人は宗教に依存してしまうのか?それは宗教は何もしなくても自分を救ってくれるから(逆に哲学は自分で答えを見つけないといけないようですね(; ̄O ̄)
個人的に自由と正義のレクチャーが良かったようですねd(^_^o)
【初参加のKさん】
『悪人(上) (朝日文庫) [文庫]吉田 修一 (著)』
『悪人(下) (朝日文庫) [文庫]吉田 修一 (著) 』
宮本輝等の世代の物語が好きで、その年代の本を良く読まれていたとの事。キッカケがあって同作者のパレードを借りたら面白かったとようですね(o^^o)で、次に作者のこの本をチョイスされたようですね〜
とある理由から殺人を犯した主人公。その 出会い系サイトで知り合った女性 。 は殺人を犯しているとしりつつも、、かばってしまう。そして、、長崎〜佐賀を跨いだ二人の逃避行が始まるε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ブッキーこと妻夫木聡演じる 何々、その かわ語る言葉の一つ一つの重み。そして、大切な人がいるとどんな困難でも立ち上がり向かっていけると思わせてくれるストーリー
そして何よりも必死に生きる主人公達の紡ぐ言葉の一つ一つに感動を覚えら得れたようですね
『聖なる予言 (角川文庫―角川文庫ソフィア) [文庫]ジェームズ レッドフィールド (著), James Redfield (原著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳) 』
とある予言書を探し求めて主人公が旅立ちます(`_´)ゞその最中に色々なトラブルや困難が待ち受けており、そのサバイバルな様子はまるでインディージョーンズヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
その困難のつきまとう冒険を見ているうちに、その主人公の物語と照らし合わせて追体験してしまって号泣されたとかヽ(;▽;)ノ
かなり前の出版に関わらず去年起こった東北の震災についても暗に示唆されていたとかいないとか、、(゚o゚;;
セラピーの効果もある物語で今年12の予言という本も出版されるようです(^-^)/
【今回初参加となりますSさん】
『たった1行ですべてが叶う 手帳の魔法 [単行本(ソフトカバー)]さとう めぐみ (著) 』
数ある手帳の本がある中でこんなにメルヘンチックな本があっただろうか(((o(*゚▽゚*)o)))というくらい可愛らしい表紙だけでなく、中身もお伽話の世界が広がっています(^o^) 大きな違いが目標達成は勿論だけど、その人の内面にフォーカスした作りになっている処のようですね〜
その手帳本中のキーポイントとなっているのが今日、自分はどんなモノを受け取ったか?それは物だけでなく気づきであったり感謝の気持ちであったりと、、これが手帳に書くべき一行にあたるんですねd(^_^o)
で、そういう事を書く事でしがらみから開放されていけるとの事です( ´ ▽ ` )ノ Sさんも鋭意実践中との事です!
【主催者より主催者っぽいSさん】
『三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫) [文庫]三島 由紀夫 (著) 』
前回の京都読書会で紹介されてた本の中に手紙がテーマの本が数冊紹介されており、本屋でそのジャンルの本が売っていてタイムリーだったとの事(o^^o)
中身も小説とは違い、ママコとトビオの二人の間でのやり取りと手紙の書き方だけで進んでいくのですが、、なんだか心がしみるような感覚に陥るようですね(´-`).。oO
現代向けに表紙がアレンジされているとは思いますが、良書は現在も色褪せず光り輝くのですね〜。登場じんぶのお名前だけはちょっと時代を感じさせてくれますが(^∇^)
『京“KYO”のお言葉 (文春文庫) [文庫]入江 敦彦 (著) 』
京都に馴染みの深いSさんが持って来てくれたのは以前にMが紹介した怖い京都の著者の本でしたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
この著者の方も京都に関する本を沢山出されており、その中でも今回は京都の言葉についての本となります。Sさん曰く、京都の言葉はキツイ言葉が多いとか(; ̄O ̄)前回読んだ怖い京都の中で怖い京都女・イケズという単語が頭を離れませんでした(^^;;
普段、使っている言葉でもハッキリと意味が分からず使っている言葉もあるようで、それらを確認する意味でも京都人の方には喜ばれる内容かも?との事でした( ´ ▽ ` )ノ
【星の数だけ恋愛の形を語ってくれたHさん】
『きみはポラリス (新潮文庫) [文庫]三浦 しをん (著) 』
星の数がそれこそ無数に有るよう恋の形もそれこそ星の数ほど無数にあるわけです。本書ではそのような恋のお話が納められています(#^.^#)
そしてそれらは男女の中が一般的ですが、 、それだけではなく男同士の仲であったり、女同士の仲だったりするわけです(=´∀`)人(´∀`=) 中には異星人との仲もΣ(・□・;)
中には三角関係、同性愛、不倫も?、恋してはいけない関係等など、、 色々な恋愛感か納められています(^з^)-☆
色々な恋愛の形があっていいですね〜との事です(^_−)−☆
『信じるチカラ パク・チソン自伝 [単行本]朴智星 (著), 慎武宏(構成・監訳) 金龍太 (翻訳) 』
学生時代のサーカーワールドカップを見て韓国のパク選手を知ったようですね
Mも同じような頃、大学の講義室でスクリーン観戦したのを覚えていますね
さてそんなパク選手ですが、サンフレッチェ広島からイギリスのマンチェスター・ユナイテッドに移籍し活躍されていたようですね。最近でこそ、長谷部選手や長友選手等が本を出されているケースも増えましたが、2002年頃からのそのハシリとなったような人物との事
本田圭介選手とは正反対の余り、自己主張はしない選手のようですが、、人の好さや表には出さない力強さなどが宿っているのかもしれませんね~
【力強い女性に憧れる力強いMさん】
『風と共に去りぬ (1) (新潮文庫) [文庫]マーガレット・ミッチェル (著), Margaret Mitchell (原著), 大久保 康雄 (翻訳), 竹内 道之助 (翻訳) 』
余りにも有名で誰でもが知っているのではないかと思われる本書。でも、充分には知らなくて読まれたとの事(Mもまったく内容はしりません汗)
時は南北戦争の始まる前のアメリカ。沢山の雇い人を使い地主として綿の栽培をする農家を営み、そこの娘として育てられたスカーレット。沢山の男性から求婚を受けるも、ある男性が他の女性と結婚した事に嫉妬してしまいます。が、、、その妻となった女性の兄と結婚してしまうのでしまうのですが苦笑
その後、南北戦争が勃発!南は戦争に負け奴隷を解放することになり、農園も解体され貧乏のどん底に、、、。そこから不屈の精神で立ち上がる様が描かれています
一般的に戦争に負けると勝者によって、歴史が作られていきますが、本書では敗者となった南側からの観点で書かれた作品となっております。そして何より強く生きる事を学ばされる本となっております。
【新たな心の価値観を受け入れたNさん】
『落下する夕方 (角川文庫) [文庫]江國 香織 (著) 』
10年くらい前に江國香織・辻 共演の冷静と情熱の間(2冊の本)を読まれたようですね。その時には江國さんの著書がNさんにはしっくり来なかったとの事。でも最近改めて読み直した所、心に染みてきたとの事、、
物語は同棲していた彼氏が別の女性(かなこ?)のところに行ってしまう。カナコは他の女性と違い口数は少ないのだが、その発言に周りも翻弄されてしますんだけど、、、どこか魅力的な女性。
ネタばれになるんだけど、、カナコは自殺してしまいます。そんなカナコが持っていた虚無感に共感したとの事。一時はあまり良くない感情だと思っていたが、この本を読んで受け入れる事が出来たとの事。片思いの物語、、ハッピーエンドにはならないけど、、どこか淡い恋の物語
【今回初参加のOさん】
『混戦 (ハヤカワ・ミステリ文庫[文庫]ディック・フランシス (著), 菊池 光 (翻訳) 』
最近断捨離が流行っていますが、、本を購入しては整理してを繰り返してきた中で最後まで生き残ってきた本のようですね!本書は競馬シリーズとして数々のタイトルを40数個程出されている作者のようですね。その中の一タイトルとなります。
舞台はイギリス・・(今回はイギリス特集???)、障害競馬のジョッキーとして活躍する人物を乗せた飛行機がトラブルに見舞われる。ノンストップで物語が進む中、事件(事故?)の真相を解決していくスリルサスペンス
本に対して癒しを求められているようで、たまに本を読み直しても内容がサスペンスでも安心して読めるとの事です。
『歌う船 (創元SF文庫 (683-1)) [文庫]アン・マキャフリー (著), 酒匂 真理子 (翻訳)』
こちらは一転してSF物に。時は大分未来の設定となっており、2000何年宇宙の旅のように宇宙旅行が出来る時代の設定のようです
そんな時代に生きる主人公は生まれた時から体が病弱であった、、。そんな彼女に残された道?は宇宙船の一部となることだった??? 頭脳と宇宙船のコンピューターを結びつけ一つの塊に、、、そしてそんな彼女の役割は他の星に医薬品を届けること。その過程では数多くの困難や略奪?からの逃走あり、、
その仕事はある期間(仕事量)が過ぎれば、もとの一人の女性として過ごせる事になるのだが、、、、。
機械の一部としての自分を受け入れつつも、やはり一人の女性としての気持ちは消える事はない、、ローレライに似た近未来ストーリー
【今回初参加のSさん】
『ムーン・パレス (新潮文庫)ポール・オースター(著),Paul Auster (原著),柴田 元幸 (翻訳)』
ポール・オースターという著者の方の作品が好きなSさん
伯父を亡くした主人公はむかつく程の駄目人間!その主人公が自殺しようとした所を友人に助けられる所から物語りは始まります。物語の作風がどことなく村上春樹と似ているとの事。
苦しみからどう乗り越えていくのか?絶望をどう乗り越えていく過程が描かれているようです。ここでipd2が登場し、アルバートの月光という作品を見せてくれました~
『最後の物たちの国で (白水Uブックス―海外小説の誘惑) [新書]ポール・オースター (著), Paul Auster (原著), 柴田 元幸 (翻訳) 』
こちらも同じくポール・オースター作品となります。
寓話なんだけど、寓話ではない作品?との事ですね。この辺りは村上春樹ワールド宜しく特別な世界観があるようでなかなか理解しにくい部分かもしれませんね
途中より別のSさんが加わって、題名の”もの”という部分をモノと表現するか物と表現するかで意見を発表されていたのが印象に残りましたね
発表が最後になって、人数も多かった事から少し発表時間が短くなってしまい、持ってこられた他の2冊も発表できずで失礼しました、、、
以上で本の紹介を終わりたいと思います
読書会後はこちらのランチに↓
老夫婦がお二人でやっている常連客には馴染みのある昔ながらの喫茶店でした
喫茶店 ハヤシ
お店が二階にあり、階段を上って行くとなんと黒い物体が
1分くらい見つめていましたが、全く動かずと、、、その瞬間動き出しました
置物かと思ってたら猫でした
今回はハンバーグ定食をチョイス! またしてもSさんと二人に
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店名:ハヤシ
ジャンル:喫茶店
http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26012212/
営業時間:7:00~19:00 ランチタイムは11:30~15:00 朝食営業、ランチ営業
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Sさんと別れ、その後平安神宮でこちらのおみくじを↓
約1年前にもこの桜みくじを引いたんですよ
※前回は獲らぬ狸の皮算用でした
でもって晩の東山花灯路を巡る旅まで
青蓮院 しょうれんいん
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/
初?!の清水寺の舞台に上りました
そんな事をばかりしていると翌々日に風邪と花粉症でダウンする事に
季節の移り変わりと共に体調管理には皆さんお気をつけ下さいm(_)m
※決して、ブログの更新が遅くなった言い訳ではございません
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■読書会の予定はこちらです↓■
【H24年04月大阪ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/259765301.html
【H24年04月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/259765301.html
【H24年04月京都ほんわか読書会の予定はこちら↓】