【京都読書会感想】第97回ほんわか読書会in関西
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※予定や過去の様子等をアップしてます
【京都】第97回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H24年6月16日(土)朝10時~12時15分頃
・ランチ会…無し(翌日の試合の準備の為早く帰阪しましたm(_)m)
今日は色々な気付きを得た一日になりました~
早朝から寝坊し朝飯抜きで出発するのですが、新しい移動ルートの発見で15分も早く到着
といっても、、出発がいつもより15分遅くなったのでいつもより遅めの到着でしたが
今日の教訓はこちら↓
①早起きは3文の得(今回は別の意味で)
②一日15分の計画・立案の大切さ
③自分の予定や時間も大切だけど他の皆さんの時間も大切にしよう
さて、本日お世話になりますのはこちら↓
STAR BUCKS 京都四条通ヤサカビル店(京都府京都市下京区)
http://www.starbucks.co.jp/
今回の読書会の様子となります↓
※自分の勘を信じあえて座席が少ないこちらの席を確保しました
————————今回の本の紹介コーナーとなります↓————————
【タイムマネジメントどころか明日の事で頭が一杯のM】
『タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術 [単行本]竹村 富士徳 (著)』
今までにも数多く?の時間管理や◯◯ハックという感じの効率を求める本を読んできたのですが、、、最近、ふと自分を見つめ直した際に手帳を有効活用しているのではなく、手帳に使われて慌ただしく生活をしているなと気づいたんですヽ(;▽;)ノ
今までの第一世代の手帳がto do等のタスク管理、第二世代が+スケジュール管理、第三世代が+価値観や目標達成の為の時間管理、第四世代がそこに周りの人々との役割や相乗効果などを考えた手帳になっているのですが、、、、
自分の手帳は第三はおろか、第二、第一の使い方になってたなと、、、(-。-; 周りの出来事に追われて周りとの関係や特に刃を研ぐという行動が疎かになっていたなと改めて実感しました。
これを機に考え直し、行動を変えていきたいと思います。
【二番手が定位置またしても二番手のNさん】
『八日目の蝉 (中公文庫) [文庫]角田 光代 (著) 』
このお話はYahooでの映画の宣伝で目にしてたのですが、角田光代さんが書かれてたんですね!(◎_◎;) Nさんも映画を見てからこの本を読まれたとの事です
主人公であるキワコは妻子ある男と不倫関係になるもその男にフラれてしまいます。そしてその男の赤ん坊を連れ去ってしまいます(゚o゚;;
そう書くとキワコがスゴく悪い女のように見えますが、その子を本当の我が子のように育てていきます(。-_-。)物語の前半は逃亡先の小豆島での物語、後半では赤ん坊が成長してからの不運な運命を受け入れつつも苦悩?の日々が語られます。
映画も本もどちらも良かった!との事です( ´ ▽ ` )ノ
『つばさものがたり [単行本]雫井 脩介 (著) 』
主人公である小麦ちゃんは20代と若いながらも乳癌にかかってしまいます、、、そんな不運な運命を受け入れつつ、あまり自分に残された時間が無いと気付いた小麦ちゃんは自分が小さい頃からやりたかった家族で小さなケーキ屋さんを始めます(^_−)−☆
病気の事を知らない家族は不審に思ったり小さな甥っ子はそんな店流行らない!と一蹴します(-。-; スタートするも事実、小さなお店はなかなか上手くいかないようですね。
そんな甥っ子自身も周りとの人間関係に問題を持っており、不思議な事に本当にある妖精のレイが見えるとの事(゚o゚;; レイ自身も天使への昇格を目指して三人?で一緒にトレーニングをしていきます(=´∀`)人(´∀`=)
物語はクローズノートで有名な著者の方が手がけており、ほんわかした物語のようですよ(*^o^*)
【今回、初参加となりますTさん】
『安閑園の食卓 私の台南物語 (集英社文庫) [文庫]辛永清 (著) 』
この著者の方は台湾の大金持ちの家系のようですね。兄弟も7からの8人とこれまた大家族(゚o゚;; ご自身も料理家としてTVのお料理番組で活躍されてきたようでね(残念ながらもうお亡くなりななったようです)
そういう家柄なので色々な訪問者が来られ、とある宝石商の方がこられた際にはどんなお茶請けが出された等が紹介されているようですね。またその宝石商の人が他の家系の人々の縁結びをしているといったお話等、情報を共有している部分が面白いなと思いましたね(^。^)
実際に出てくる料理の写真や絵は無いのですが、その料理の描写があまりにも匠でスゴく美味しそうだとかo(^▽^)o美食としての料理だけでなく、病気の際の漢方料理についても描かれており中国料理は奥が深いな〜と思われたようですね(^O^☆♪
『お気に入りの孤独 (集英社文庫) [文庫]田辺 聖子 (著) 』
著者の田辺聖子さんは大阪生まれ?(在住?)で男女の恋愛を描かせたら感嘆ものの作家のようですね\(^o^)/自分は知りませんでした汗
31歳で結婚をするも実は旦那には結婚前から付き合っている愛人がいたとの事(−_−#) 一方で女の人も若い男性といい感じの仲になってたりと、、ちょっと複雑な家族構成ですね^^; 先程の台湾の家庭でも愛人を敷地内の別宅に住まわせていたようなので何となく似ていますね(・・;)
ただ、結婚した男性は神戸のお金持ちという部分が共通なので、、、これまた複雑な感じですね(-。-; でも、一般的な愛憎にまみれたドロドロSTORYでは無いようですね(^_−)−☆
【今回、初参加となりますNさん】
『ぼくの生物学講義―人間を知る手がかり [単行本]日高 敏隆 (著) 』
もともとこの著者の方の本に出逢われたキッカケは滋賀県で行われた地域活性化プログラムであるNPO法人主催による近江プロジェクトで行われた初回の公開講座でこの方(残念ながらお亡くなりになってたようですが)の10分間のビデオ講座があったようですね
それがスゴく良くて著者の本を探し求められたとの事です(`_´)ゞ内容は動物と人間の姿の違い、動物の思考はどうなっているのか?、なぜ人間の社会にだけ結婚があるのか?を基本テーマに動物界で起こる様々な事象について面白く書かれているようです(^O^☆♪
特にカエルのパートナー探しでずる賢い?カエルいる話は目から鱗でしたね。また猿のオスが横取りした猿の子どもを葬り去ってしまう理由もあり、子孫を残す為の本能が太古から埋め込まれているんだなと改めて実感したほんでした( ̄ー ̄)
【現在若者が抱える社会問題?に挑んだIさん】
『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書) [新書]古市 憲寿 (著), 本田 由紀 (著) 』
108万円世界一周の旅!よく街のあちこちに貼られたポスターを見る事がありますが、その旅に実際に参加した大学院生の著者による潜入ルポとなります(`_´)ゞ
基本的にはベールに包まれているこのふねについて赤裸々に語り、そこで出会った若者の姿(引退された方も多数参加)を追い、世界型、文化型自分探し型、観光型の4つのカテゴリーに分けその人達の行動様式や船を出た後にどういった人生を歩んで行くのかを綴っているようですね(゚o゚;;
驚くべくはこの本の元になる終始論文として研究テーマで発表されたものが大ヒット!次作に繋がったようですね\(^o^)/
『絶望の国の幸福な若者たち [単行本]古市 憲寿 (著)』
昨今、日本経済のみならず世界経済に重い影を落とす中、人々の間で格差が拡がってきています。その影響を受けてか若者は物を欲しがらない、物を買わないと言われてきました。
、、、が、本当でしょうか?
そもそも若者って何?ピースボードで出会った人々や慶応で色々な経験を積んだ中で若者を深く掘り下げて行ったようですね
不遇の時代といわれながらも、ピースボードと同じく仲間やグループを作り、それなりに楽しく暮らしている。もちろん今は大変だけどこれから起こる未来に比べたら満足だと、だから仲間さえいれば幸せと思っている節があるようですね(´-`).。oO
※ワンピースが売れているのは仲間がキーワード⁈
個人的な意見ですが、時代が変わり人の価値観も変わる中で何が今の世の中で大事なのかは人によって違います。現在の状況を受け入れつつ、将来に向けて行動するのが大切なのかなと思いました(。-_-。)
【京都第2のムードメーカとなりつつあるSさん】
※一位は???
『神様のいない日本シリーズ (文春文庫) [文庫]田中 慎弥 (著) 』
何かの作品で芥川賞?にノミネートされ、記者会見に出ていた著者を見てこの人ってどんな人なんだろうって思って作品を読み始められたようですね(^-^)/
野球を辞めた息子に対して若い頃に野球をやめなければいけない過去を持っている父親。部屋の扉一枚を隔てて延々と息子に語りかけます。しかも変なしゃべり口調のまま^^;
一方的にうだうだしゃべり続けているだけの物語のようで、良いのか悪いのかわからない(・・;)との事でしてが、、同じ境遇の父親には深い共感を得たのかもしれませんね(*^o^*)
『九月が永遠に続けば (新潮文庫) [文庫]沼田 まほかる (著) 』
旦那と別れ、息子と二人で過ごす主人公。カウンセリングでお世話になっている若い男性と恋仲になる中、突如息子かわ失踪してしまいます(; ̄O ̄)
それにタイミング合わせたかのように別れた旦那と愛人の娘の自殺、愛人の事故死等、身の回りに不幸な事が立て続けに起こる(~_~;)
これは失踪した息子の仕業なのか、、、疑いの気持ちのまま捜索は続きます。人がどんどん亡くなっていくSTORYではないが色々な疑惑や思惑が想像力を掻き立てます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
著者の方は50代と遅咲きのデビューながらその経験を活かした人間の深い闇の部分を描く驚愕のミステリーとなっているようです((((;゚Д゚)))))))
『変な給食 [単行本(ソフトカバー)]幕内 秀夫 (著)』
粗食の勧めを書かれた幕内秀夫さん。自分も読んだのですが、一貫して食の大切さを語られていました。現在、食育が語られているのに現在の給食は何だ(*`へ´*) というのが伝わってきます
本の半分は現在提供されているある意味ビックリな給食を再現した写真が載せられており、それに対するツッコミが満載です(^_^;)
もともと学校給食は栄養士さんが栄養バランスを考えて作っているのですが、最近の子供達に食べてもらわないといけない思いが強いようです(~_~;)なのでソフトクリームのコーンにパンが乗ってるような子供の好みそうな物が増えているんですね(´Д` )
【実はMと同じ手帳を使っている事が判明したOさん】
『かもめ食堂 (幻冬舎文庫) [文庫]群 ようこ (著) 』
映画でも有名になったカモメ食堂。フィンランド共和国の首都であるヘルシンキを舞台に小さなオニギリを提供する小さなお店です。
映画にもなり、実在するお店のようで多くの旅人がこの味を求めてやってくるようですね( ´ ▽ ` )ノ
この話を読んだ時になぜフィンランドな?なぜオニギリなのか?と不思議に思われたようですが本を読み進めるうちに納得出来たようですね(^з^)-☆
本もスゴく読みやすく、北欧の雰囲気さながらな童話の世界が広がるようですね(^O^☆♪
『今日もていねいに。 (PHP文庫) [文庫]松浦 弥太郎 (著) 』
丁寧。それは細かいところに気を使う事。著者の方は暮しの手帖の編集長の方です。昨今忙しい日々を送っているとどうしても雑になったり、心も殺伐となったり、毎日同じ事の繰り返しだと心が硬くなりますよね(^_^;)
この本ではそのような生活の中に丁寧というキーワードで生活に潤いを与えることをテーマにしているようですね(^з^)-☆
Oさんも自分プロジェクトとして毎日ハーブティーを工夫していれてみる事を始められたようですね(^O^)/そんな小さな幸せでも毎日たくさんあると幸せですよね
お話の始めに書かれている心から笑える自分になるにはどうしたらいいか?最後に書かれているいる人は人との関わりの中で生きている。その中でどんな貢献ができるかが大事との事。
この本を読んで丁寧な生活って漠然としてたけどハッキリしたようですね\(^o^)/
———————–以上で本の紹介を終わりたいと思います———————–
ランチ会は無し、、、翌日の試合準備の為、早く帰阪しましたm(_)m)
5年前に目標を掲げ、再度今年の第75回神戸読書会で公約?、
【神戸ランチ会】第75回ほんわか読書会in神戸
http://dokushyo.seesaa.net/article/245519924.html
—YODAN—
迎えた翌、17日
朝4時起床し泉南へ
めちゃめちゃ大雨でしたが
到着時には嘘のように雨があがります
受付7時、ウォーミングアップするも海水温20℃?!冷たっ
そして試合(スプリントディスタンス):8時15分スタート!
晴れ渡る夏日の下、9時53分に無事ゴール出来ました~
■ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト■
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■読書会の予定はこちらです↓■
【H24年06月大阪ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/272129757.html
【H24年06月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/271494219.html
【H24年06月京都ほんわか読書会の予定はこちら↓】http://dokushyo.seesaa.net/article/272129505.html