【大阪読書会感想】第94回ほんわか読書会in関西
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※読書会の日程や様子をアップしています
【大阪】第94回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H24年5月27日(日)朝10時~12時15分頃
・ランチ会…無し(14時からの予定の為、お先に失礼しましたm(_)m)
いきなりホワイトラスクの写真ですが、、
参加者の皆さんへのお土産でも、お詫びの菓子折りでもございません( ̄▽ ̄)
家を出てからこの菓子折りを忘れ家を出た為、慌てて取りに帰るはめにお店には少しギリギリの到着となりました(;´Д`A 4箱買う機会があったのに自分では食べた事がなかったのでそのまま家に忘れて、自分用にしたかったんですがね(^^;;
今晩お世話になりますのはこちら↓
大阪ロンドンティールーム堂島本店
http://www.london-tearoom.co.jp/shop/doujima/index.html
今回の読書会の様子です↓
※ちょっと空席が出てしまいましたが
—————-それはさておき、今回の本の紹介コーナーとなります—————-
【浅田次郎と赤川次郎の区別がつかないM】
『告別 (角川ホラー文庫) [文庫]赤川 次郎 (著) 』
前回、浅田次郎さんの月島慕情を読んでおり、テレビドラマでもやっている三毛猫ホームズを見て今回も同じ著者の本をチョイスしようと思いました♪(´ε` )
が、、なんと本書と三毛猫ホームズシリーズは浅田次郎さんの作品ではなかったと当日知る事に(;´Д`Aそれでもミステリー風の作品でさっくりと読めて面白かったですね
人生には必ず訪れる大切な人との別れ。亡くなったはずの人物が出てきたりとミステリーの要素がありましたね
そんなストーリーの中でラストは主人公の気持ち的には一件落着^^;で終わる作品が多いのですが、、なんとも言えないその主人公に対する何とも言えない後味の悪い感が残る作品が多かったですね(あえて意図しているんだと思いますが)
ショートストーリーミステリアスなストーリー展開でサクサク読めて気軽?に楽しめる作品となっております(。-_-。)
【今回、初参加となりましたTさん】
『PK [単行本]伊坂 幸太郎 (著) 』
この世には現世と同じ世界とは別にもう一つある!というパラレルワールドという考え方があるようですが、本編では3篇に別れ、3つのパラレルワールド(3つの世界がリンクしている)なっているようですね。そしてその3つは少しづつ違っているのですが、とある次元で起きたちょっとした出来事が別の2つの次元に影響を与える世界とのこと!例えばゴキチャンがでたら別の世界が・・・・どうなるのでしょうか???汗
題名のPKはその名の通り、サッカーのPK。試合の最中にPKでわざと外せ!といった圧力が掛かる。その時にそのキッカーの人が信念を貫くかが試される、、、これによって(黒幕が)他のパラレルワールドに影響を与えようということなのでしょうか?
Tさんのお話しを聞いてミステリアスな伊坂ワールドを感じましたが、Tさん自身この物語を読んで元気になられたようですね~
『誰かが足りない [単行本]宮下 奈都 (著) 』
ふとしたキッカケや出来事をキッカケとして、その後振り返って見た時に、、あ、あの時の出来事のおかげで今があるんた!(◎_◎;)って思うことってありますよね
そんなちょっとしたキッカケをもとに何月何日何時に美味しいお店に予約をいれた人のミステリー小説
人はちょっとした事で立ち上がれなくなる時がある、、主人公?はそんな時に出会いや出来事で頑張ってみようと思いお店を予約されたようですね(^з^)-☆
その登場人物は超能力の持ち主で未来が分かる能力を持っており、二年後に殺人が起こり沢山の人が殺されるとわかってしまいます(;゜0゜)それに対して何をすべきかを考えた結果は、、、自分が一人身代わりになれば他の人は助かると、、(。-_-。)
誰にでもつまずきや失敗はつきものですが、この本を読まれて頑張ろう!ってこの本を読んで元気になられたようですねp(^_^)q
【神戸と大阪でのゲストの雰囲気の違いを発見したKさん】
『聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) [新書]阿川 佐和子 (著) 』
TVタックルに司会者として出てくる阿川さん。他のゲストがワーーと喋っているのをサラリと流すクールさに惹かれたようですね(((o(*゚▽゚*)o)))
そんな阿川さんが普段の仕事や生活の中で気をつけている相手の話を聞く事について書かれた本となります
気に入ったエピソードをいくつか紹介戴きました↓
①ちょっとした相槌②人は話をするのが好き③素朴な疑問を大事にするこの三個だとか
①②についてはある人のCDや先日の京都でその事を実感したばかりですが(^^;; ③については目から鱗でしたね!そのエピソードがデーモン小暮閣下と対談する機会があった時にヘビメタってそもそもの意味は何ですか?って聞かれたようですね(; ̄O ̄)もちろん多くの人はヘビメタの定義は分かっているのですが
それに対して閣下もすごく丁寧に答えられたとか(#^.^#)一見すると、笑い話に思えるこのエピソードですがすごく深いなぁ〜と思いましたね(>_<)
『奇跡の一本松―大津波をのりこえて [大型本]なかだ えり 』
東北、福島にボランディアに行かれた時に実際に見られたのがこの陸前高田にある奇跡の一本松。東北の震災がくる前はこの辺り一面に防風林として松林が広がっていたようです。それが震災によって一瞬でこの一本のみになってしまったようですね(>_<)
もともと松の木は根が浅く津波等に弱いとの事。そんな奇跡的に生き残ったこの木を町に住む人達はこの木を一人にはいけないとボランディアの人達の助けを借りて植林をしているようです
この姿を見てこの木はここに住む人々の希望なんだ〜なと分かったようですね(。-_-。) それにここの人達の方が逆に元気で初めてきた方なも優しく接してくれたようですね
【本選びのセンスと笑いのセンスに長けたTさん】
『新解さんの謎 (文春文庫) [文庫]赤瀬川 原平 (著) 』
※単行本で紹介いただきましたが上記は文庫本になっています
最近ではめっきり紙の辞書を引く事が少なくなったかと思いますが、媒体こそ違えど何かを知りたい物事を調べる偉い先生のような存在。
今回紹介された本の題材となるシンメイ国語辞典。と、著名な金田一氏による著書としてだされているもの。でも、ちょっと待てこの辞書おかしいぞと一石を投じたのがこの本書となります(; ̄O ̄)
ある食べ物についてコレは旨い、あれはマズイ。女性にたいして悪く書かれていたり、かなり著者の主観が入っているではないか(♯`∧´)とかなり辛口?でかかれているようですね
ホントに面白おかしくお話頂いたのですが文字では表しきれないですね、残念(´Д` )
最近は電子辞書やインターネットの普及で辞書で調べることは少ないかもしれませんが、手元にある辞書を紐解かれると面白い世界に出会えるかもしれませんね(^з^)-☆
『人間臨終図巻〈上巻〉 [ハードカバー]山田 風太郎 (著) 』
古今東西世界各地でお亡くなりになった人物の死に際について各年代ごとに書かれた辞書のようですね。著名な方で10台で亡くなられたのはジャンヌダルク(19歳)、20代に亡くなられたのは松下村塾を拓いた吉田松陰(20代であれだけの大人物を育てたとは驚きですね!)、アンネの日記で有名なアンネ・フランク、30代で亡くなったのがイエス・キリスト、夏目マサコ、登山家植村直己、40代で亡くなったのが夏目漱石、西郷隆盛、50代がヒトラー、60台が空海、豊臣秀吉とそうそうたる面々が紹介されています。
以前に何かの書籍で著名な人物の最後の言葉を紹介本に出会った(読んだ?)事があります。今回の本はその死の間際に置かれた人々の状況が克明に書かれているとの事!
本書自体はかなり前の出版ですが、これの文庫版が出ていおり手軽に読めそうですね。ご自身の年代で亡くなられた方を調べてみるのもいいかもしれませんね。
著者の方はここまでの資料を集めるのに相当骨をおったようで、二度としたくない仕事とか汗。ちなみに著者の方は今では故人となられています。
PS。Mも調べて見た所、幕末に生きた坂本龍馬が?!でもあと、、、一年か、、、汗。
【偶然にも辞書について語られたTさんの隣にお座りのMさん】
『舟を編む [単行本]三浦 しをん (著) 』
なぜか示し合わせたかのような組み合わせ(実際には偶然でしたが!)
先程は辞書でしたが、こちらはその辞書作りに携わっている人達の物語(驚)。とある辞書制作会社では今まで長らく辞書作りに携わってきた人物が引退を控え、新たな期待のホープを探す必要に迫られます
辞書作りとなると日本語に対して特別なな感性を持っていないといけない。そこで新入社員にシマの意味を問う。シマとは、、ストライプの事ですか?それとも周りが水に囲まれた場所?、またはヤクザのシマ?というようにこれだけの想像力を発揮出来るならこいつしかいないψ(`∇´)ψと社内が湧きたちます
逆にMさんが共感されたのはこの人物ではなく、以外なホープではなく長年働いている先輩に当たる人物。ホープが出てきた事で自分の居場所が無くなり異動され、その事に嫉妬してしまいます(´Д` )
それでも宣伝部に異動してからは心を入れ替え仕事に対して熱意を傾けて一つの辞典を作る意思が伝わってきたようですね(^_-)
【日米の男女の違いについて語ってくれたTさん】
『安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書) [新書]山岸 俊男 (著) 』
昨今、日本の社会では今までに考えられなかった事件や事故が多発し、それに対するマスコミの不安を煽る風潮で人々の安全に対する神話が崩壊しつつあります。今までの日本では集団意識が人々に安心感を与えていた風潮があるみたいですね( ;´Д`)
そしてその風潮(土台)が崩れつつある。いままでの日本人は親切でモラルがあって、、と言われていたが逆に個人主義の欧米の方が親切に思えるとの事。レディーファーストが寝ずいている中で親切にするのが当たり前の文化なのかもしれませんね(^_-)
今の若者への 史観が書かれているのでしょうか、今の子供達にはまだまだ大人としての意識が足りない。でも、理屈っぽくて大人を言い負かすだけの力は持ってると(´Д` )
この辺りから少しシャベリバのように討論会になってきましたが
「被災地で行われた成人式で覚悟を持ってる町を守ろうとする成長した意識もっている!」
「満たされた社会では若者のやる事は無い」
お二人の、この二つの言葉が印象に残りましたね(。-_-。)
【素敵Girlについて語ってくれたKさん】
『ガール [単行本]奥田 英朗 (著) 』
最近テレビやネットでもこの小説の映画がCMに流れるのをよく見ます。あ、当日家を出る前にも(^○^)
そんなタイムリーなこの小説ですが、本編では30代〜40代の女性5人が主人公。働く女性達の悩みに多くの女性がこれって私の事って思わせてくれる内容のようですね(^з^)-☆それぞれ女性の視点で章が締めくくられているようですね
そのうちの一人は参加した同窓会で結婚して家庭を持った子、子供のいる子、バリバリ仕事に打ち込んでいる人など色々なタイプの女性に出会います。どれが一番という事は無いのですが汗
そんな中で「きっとみんな焦っているし、(女の)人生の半分はブルーだよ。
既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。( ;´Д`)」って言葉が何とも切なくかんじましたね
でも、そんな雰囲気を感じさせない映画のキャスト陣でしたねd(^_^o)
『女子は、一日にしてならず (小学館文庫) [文庫]黒野 伸一 (著) 』
「読んだ人からキレイになれるかも\(^o^)/」という事で紹介戴きました
最初は出てくる主人公に対して共感度ゼロからのスタート(♯`∧´) 主人公は
周りからのイジメを苦に周りがさけてくれるように周りと接します。そしてどんだん身体がおおきくなり、服のサイズは7Lにまで(;゜0゜)
そんな彼女はFat is beautyful !とい会に入会(=´∀`)人(´∀`=)同じような体格の人達が集まる中、太っていても明るく生きている人がいる事に気づき、自分を変える端緒にしますp(^_^)q
とはいえ、そんな道のりで詐欺にあったりもしながらも素敵女子を目指して行く主人公でした( ´ ▽ ` )ノ
—————-以上で本の紹介を終わりたいと思います—————-
ランチはMのこの後の予定(立会い)の為、お先に失礼しましたm(_)m
約1ヶ月半にわたる引越し準備と引越しも終わり、残るは今日(大阪読書会後)の立会い(引渡し)のみ??
阪神で買ったラスクを片手に今日の立会いに挑みます!
壁に穴があいてるしかなりビビリ気味(汗)、、どうなることやら?
後日談・・・無事、余分な支払いも発生せずにすみました
※これもラスク(お礼)のおかげ???
■ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト■
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■読書会の予定はこちらです↓■
【H24年06月大阪ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/272129757.html
【H24年06月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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