【神戸読書会感想】第127回ほんわか読書会in兵庫県
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【神戸読書会】第127回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H25年10月6日(日)朝10時~12時頃30分頃
・ランチ会…無し
今回は(今回も)、朝の初動が遅れ(Mにも色々とあるのです、、汗)、いつもよりかなりギリギリでお店に到着しました※9時45分くらいです
神戸のスタバはかなり急な北野坂?がある為、けっこう大変なのですが秋?の季節感で服を着てきたのですが到着と同時に汗が吹き出ましたね
というのも、接近している台風の影響で季節はずれの夏日となっております
さてさて、今回もお世話になりますのはこちら↓
スターバックス神戸北野異人館店(1階)
http://www.starbucks.co.jp/store/concept/kobe/index.html
到着してみると、、、KさんとFさんのお二人でテーブルを確保して貰ってましたm(_)m
地図はこちら↓
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=940
今回の読書会の様子となります↓
今回も固定の発表席を作り、ローテーションする形で順番に席を移動して貰いました
皆さん、ちょっと面倒だったかも
——————–それでは今回の本の紹介コーナーとなります——————–
【座った席順で一番手!ビックリFさん】
『海賊とよばれた男 上 [単行本]百田 尚樹 (著) 』
今回の二冊は本屋大賞を受賞した一位と十位のようですね( ゚д゚)
本には書かれていないようですが、出光興産の社長だった方の自伝を元に書かれたフィクション作品のようですね(^_^)v
もともとは神戸で小麦の販売から立志、オイルショック前のイギリスが支配するイランで石油を買い付けにいったようですね(;゜0゜)
強大な力を持つイギリスが石油権限を握ることは日本のみならず、イランにとっても良くな出来事だったようですね(°_°)
その為には手段を選ばない?強硬な姿勢で臨んだとも、、、f^_^;)(今では通用しないが)
出光という会社はとてもユニークな会社で定年がないとか、中国の満州で働いていた社員を一人もクビにする事もなかったとか、、、色々な本以外のトリビアを教えてもらいました(全然書ききれてませんが汗\(^o^)
『光圀伝 [単行本]冲方 丁 (著) 』
「控えおろ~」と言えば、水戸黄門!日本中を忍び旅をして悪を成敗している!というくらい皆さんの頭の中に刷り込まれていますσ(^_^;)
けれども、本当は藩周辺の地域しか旅をしていなかったり、慎重も180cmという当時としては長身だったり、詩の世界での重鎮だったり、剣の達人であり、漢文で筆談もできたくらいの方のようですね∑(゚Д゚)
歴史書を作らせた事で藩の財政が傾いたりしたようですね、、、汗
20歳までに亡くなられた前妻との恋の物語も書かれていたりと、歴史書というよりはファンタジー小説のようだとか( ̄▽ ̄)
他の著者の方も光圀伝を書かれているようなので比較すると面白いかも?!とのことです!
【読みたい本の到着を待つKさん】
『コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル) [文庫]村山 早紀 (著), 早川 司寿乃 (イラスト) 』
『コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル) [文庫]村山 早紀 (著), 早川 司寿乃 (イラスト) 』
夕暮れ~夜明けにかけて時間限定でオープンする謎のコンビニ(p_-)
そこの店長は銀色の髪に金の目を持つ、美男だけどどこか不思議な人物だとか、、、( ゚д゚)近く?にお稲荷さんがあるけど、、、人間???
そこのコンビニでは無くしたモノが手に入る(購入できる)と有名でお客さんも人間だけでないようですねψ(`∇´)ψ
捨て猫だったネコのアンズは人間になれるキャンディーを購入し、店長のお兄さんに食べさせてもらい、、なんと人間に?!飼い主の幼馴染は幼少から海外に行っており、その子(名前もアンズ)に成りきります( ̄+ー ̄)
ある日、飼い主?と女の子(アンズ)、で花火を見に行く二人。花火を見て昔を思い出し涙をこぼす主人を見て、思わず女の子(アンズ)は涙をペロペロと?!( T_T)\(^-^ )
招待がバレるとネコに戻ってしまうとか、、、、( ̄O ̄;)
2冊目は同じシリーズのでホロっとする物語が入ってます(#^.^#)
もともとは児童書で大人にも読んで貰いたい!と加筆して出版されているようですね\(^o^)/
【本に感情移入する余り、体調を崩し中のMさん】
『自由死刑 (集英社文庫) [文庫]島田 雅彦 (著) 』
実は先月参加された大阪の読書会でも紹介戴いてたのですが、、もともと神戸でこの本が回し読みされている為、神戸で再度持って戴きました!!
で、、、え?結論から???!
「主人公は最後、、、生きている!」「詳しいストーリーはネタばれ禁止で喋りませんが、、、読んで戴ければ笑い」と簡潔に説明戴きました笑
現在、生きてる派 対 亡くなった派で4対4です!!!
『ロスジェネの逆襲 [単行本(ソフトカバー)]池井戸 潤 (著) 』
前回、他の方他の方が紹介された「倍返しだ!」で有名な「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の続編として位置付けられる本書です(^-^)/
本だけでなく、TVドラマでこの本に興味を持たれた方も多いようですね!テレビの最終回であっと驚く終わり方を見せ、終わった半沢直樹、、、(ー ー;)
TVドラマの終了と共に続編である本書が一気に一週間?で40万部も売れたとか?!
Mさんも入荷待ちが終わり、ようやく読まれたようですね笑
ネタばれを避けるため、、Mさんの感想だけ書きますが、とにかく文章の心理描写がスゴイ!胃がキリキリ、、させられるような精神的・身体的ダメージを与える描写がされているようですね((((;゚Д゚)))))))
この3部作の更に続編をどう繋げるのか難しいと思われたようですが、、、どうなるのでしょうか?(≧∇≦)?
【4番手でも説明が???な主催者M】
『東北・蝦夷の魂 [単行本(ソフトカバー)]高橋克彦 (著) 』
京都読書会の時に紹介され、その時はさらっと読んで頂ければと言われてたんですが、、、目次を読んだ時に自分の中で沸々と読んでみたい!と思えました!(^^)!
作者の方は以前に4冊の東北にまつわる時代小説を書かれていたようです。
、、と言うのも、過去の歴史の中で東北地方は外部の圧力により、虐げられてきた歴史があり、敗者の立場からかかれた史実が余り残されていないことに危惧を抱かれたようです(>o<)
内容は東北地方の歴史を俯瞰的に紐解いた歴史の解説書になります。なかなか時代背景や登場人物に馴染みが無く、難しい内容でした
でも、読んでいて現在に脈々と生き続けている思いや無念が伝わってきて心が震える想いをしました
東北の震災で見られた人々の強さ、優しさというのはここから脈々と受け継がれてきたんだなと改めて痛感しました(/_;)
【昨日のカレー、明日のパン、隣のMさん】
『昨夜のカレー、明日のパン [単行本]木皿 泉 (著) 』
脚本家の方が夫婦で描いた作品として新聞の広告欄で「読んでて心が温かくなる小説」と絶賛されていたようですね!
物語は夫を亡くした未亡人と一緒に住んでる義理のお父さん、そして奥さんの新しい恋人の3人がメインの物語(^-^)/
その男性からはアプローチがあるようですが、元旦那さんの思い出が深く、結婚には至らないようですね、、´д` ;
後でもほんの少しだけ書いてますが、亡くなった旦那さんと奥さんとの出会いの馴れ初めの話には、聞いていたゲストの心もほっこりしたことと思います(*^^*)
失ったものを乗越えて、新しい一歩を!という物語のメッセージではなく、頑張らなくても時がたてばよい風にすすんでいるよ~と優しく包み込んでくれるような物語みたいですね(#^.^#)
ゲストからのQ&Aのコーナー♪
Q、物語のタイトルの意味は?
A、亡くなった夫との馴れ初めのストーリから名づけた♪
聞かせて貰ったストーリを詳しく書いても良いのだけど、、、、ここは是非本を読んで、なるほど~と感心しつつ、物語に心を癒されるのもいいかと思いますよ(o^^o)
【高知県と有川さんの魅力に魅せられているNさん】
『県庁おもてなし課 (角川文庫) [文庫]有川 浩 (著)』
映画化され、有名になっているこの作品(≧∇≦)
公の機関としてはちょっとビックリな名前ですが、実際に高知県にあるみたいですね(°_°)
初めは県庁独自のお役所体質でなかなか上手くいかず、高知県の特別大使になってくれた有名な作家さんにも呆れられダメだしされる始末、、、(´Д` )
それが、作家さんのアドバイスを受けながらがんばって試行錯誤していきます!
そのスタッフとして活躍する主人公とアルバイトのサキちゃん、二人の恋愛模様も有川浩さん独自のほろっとする描写が何とも言えないとか(o^^o)
また、高知県には自然(四万十川も!)が多くありまた行きたいな〜と思わせてくれる描写も多いようですね!
本の装丁ではタイトルがあまり目立たず、主人公二人の姿と徳島?の自然が前面に出ており、ここもタイトルより徳島をアピールするという想いの現れなんでしょうか(#^.^#)
『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) [文庫]森下 典子 (著) 』
ひょんなことから始めた茶道、、、。
それが、25年間も永きにわたって習われる事になったようですね( ゚д゚)
自分も直接見た事はありませんが、TVやドラマ等でお点前を披露しているのを見たぐらいでしかわかりませんでしたが、、、
作法は暗記してはダメ!身体で覚えないといけない!そうする事で開ける無の世界があるとか、、、(o_o)
あと、勘違いしがちなのが、お茶をしている際は外界をシャットアウトするのではなく、周りの世界、水の音、風の音、自然の息づく感覚といった事と一体になる事のようですね( ゚д゚)
何だか驚きの連続ですねf^_^;
ちなみにタイトルにもある日々是好日とう、言葉は額の中に収められていて、お茶の世界では重要な言葉になっているようですよ(^.^)
意味も深いので是非、調べられては如何でしょうか(^-^)/
【自らのルーツを発見Kさん】
『自分のルーツを探す (光文社新書) [新書]丹羽 基二 (著), 鈴木 隆祐 (著) 』
皆さんも経験あるかもしれないですが、自分の名前は日本で何番目に多いんだろう(_ _).。o○と、、
姓名は天皇から与えられた名前、名字は住んでいた地域の由来から名付けられた名前など、鈴木さんは和歌山県に多く、藤の付く名前は藤原一族の由来である、自らの勢力を誇示する為家来や農村に与えた、鈴木さんは神様が降りてくるススキが由来、山本さんは神社の関連などなど、、、
以上では書ききれないくらい、普通に生きてたら気づかないトリビアが一杯隠れているようですね(^-^)/
Kさんも自身の名前の由来だと思われるエピソードに出逢われたようですね( ゚д゚)
日本中には数多くの名前があるので、本書では人数の多いTOP10の名前が詳しく書かれているとか!Mのは間違いなく入って無いですね(^^;;
【久しぶりのご参加!Kさん】
『三匹のおっさん (文春文庫) [文庫]有川 浩 (著) 』
呑み屋でいつもつるんでいる還暦を迎えたお爺さん達´д`
と、言わせるか!!!!
とばかりに服装から若作りをしていきます、そして三匹?のおっさん達は柔道、剣道、スタンガン?!等の凶悪な武器を頼りに街中で発生する凶悪事件を解決していきます(`_´)ゞ
そんな姿を見て疎遠だった孫達との交流も戻ってきます(=゚ω゚)ノもちろん、恋愛物も鉄板で入っています(#^.^#)
読みやすいし、今度ドラマ化されるようでキャスティングについてかなり読書会でも議論されてましたね(^.^)
関西が舞台では無いのですが、孫達は関ジャニのメンバーが良いのでは??と密かに思っておりますψ(`∇´)ψ
※ちなみにその事は読書会では言ってません笑
——————-以上で本の紹介を終了いたします——————-
前回に引き続き、今回もMの都合でランチにいけず
他の方も参加者無しと言う事で解散となりました~
※次の会(大阪朝の部)からランチには参加できるかと、、、
季節はずれの夏の暑さで、読書の秋は味わいにくいですが、、、迫り来る冬までに色々と本を読んで教養をつけたいな~と思います!
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■読書会の予定はこちらです↓■
【H25年09月大阪(朝の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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