【神戸Skype朝の部感想】147回ほんわか読書会
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【神戸Skype(朝の部)】第147回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H26年8月9日(土)朝10時~12時頃
今回、いつもの幹事さん&司会進行役のMさんがご用事で出席
出来ないとのことで、わたくしFが司会進行を仰せつかりました。
緊張の中、当日が近づくと同時に神戸に台風11号も接近中!
ということで、場所を北野のスタバから三宮駅近くのダイエー店に
変更しました。が、それも危ないとのことで、な、な、なんとSkype
によるバーチャル読書会となりました
※苦肉の策として急遽、思いついたskypeを提案させて頂きました
いきなりのリアルからバーチャルへの変更、Skypeって何?という
方もいらしたのか、参加者は激減しました。残念・・・。
しかし。
2名の方の参加があって、合計3名でのバーチャル読書会となりました。
まずは【司会代行のFさん】から。
「ランチのアッコちゃん」、「本屋さんのダイアナ」、
「私にふさわしいホテル」、「伊藤くん A to E」
一気に四冊のご初回。すべて柚木麻子さんのご本で、かなり短い
間に読んだ本です。
「ランチのアッコちゃん」は、本屋大賞で候補に上がっていた本で、
TVの本屋大賞特番の時に女性の書店員さんが「一押しです」と
力説されていたのが印象に残っていて、手にとったのがきっかけです。
「ランチのアッコちゃん」
主人公は、ある玩具会社への派遣社員。派遣先のボス(部長)が
人呼んでアッコちゃんとよばれているが、ちょっと近付きがたい
感じのキャリアウーマンで彼女は苦手だった。ある日、仕事が
昼休み終わり近くまでかかってしまい、部長と二人、お昼ごはんを
食べ損ねてしまう。彼女がお弁当を持参していることを知ると、
「そのお弁当と私のランチを交換しよう」といきなり命令?し、お札を
握らせてとあるレストランへ行くように指示をする。その日から
一週間アッコ部長と彼女のランチを交換することになったのだ。
短編で構成されますが、この主人公が登場するのは最初の2
編のみ。あとの2編もアッコ部長の多少の関わりはありますが、
独特の構成の短篇集となってます。
『本屋さんのダイアナ』
ダイアナは小学生。本人はその名前が大嫌いだった。母親の
方針で金髪に染られた髪も嫌いだし、キラキラした服を選ぶ
趣味も嫌いだった。そんな彼女の趣味は読書。そんな彼女と
同じ趣味をもっていてダイアナが憧れるシックで上品な一家
の娘である彩子と仲良くなったダイアナは、彼女こそ
「腹心の友」と感じる。そんな彼女たちだが、十数年も口も
きかない絶縁状態になるとは思ってもいなかった。
赤毛のアンを下敷きに、数十年に渡るダイアナと彩子の
挫折と成長を描くお話。何よりリアリティが素晴らしいです。
*あとの2冊も面白くオススメですが、割愛します
次に、【神戸常連のHさん】
Skypeは初体験だそうで、今回のためにスマホにインストールされたそうです。ご紹介頂いた
のは、有吉佐和子さんの二冊。
「開幕ベルは華やかに」
老練の大御所老俳優・老女優が主役の舞台で、「身代金を
払わないと主演女優を殺す」という脅迫が届く。舞台は進行
しつつ、犯人探しが同時進行するお話だそうです。バック
ステージで繰り広げられる人間模様も面白いとか。また、
この大御所老女優の最後の一言が印象ぶかかったとか。
興味のある方はぜひ。
なお、この作品はミステリに分類されることが多いのですが、
紹介者のHさんはまったく意識しなかったそうです。ミステリ
としてもそこそこおもしろいそうです。
「悪女について」
こちらは謎の死をとげた女性について何人もの人が語り合う
というお話。徹底的にけなす人あれば、天使のような人と
称える人もいるという、なかなか興味ある描き方をしている
ようです。つくづく「人というのは見方、考え方でどのように
でもとれるものだなぁ」と思ったそうです。
【最後は、二回目の参加のSさん】
前回大阪夜の会で初参加の時に、ひすいこたろうさんのご本を紹介されていました。
今回は、奇跡のリンゴで有名な、木村秋則さんのご本で、
「あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本」を紹介
いただきました。
前回の参加者の方にひすいこたろうさんの講演会を紹介
されたところ、木村秋則さんとのダブル講演会だったそうです。
奥さんの農薬アレルギーなどがきっかけで完全無農薬の
リンゴをつくろうとした木村さんの10年に渡る苦労が書かれて
いるそうです。その中でも「最初は木ばかり見ていた。しばらく
経って、やっと土/土壌を見るようになった」とのことです。
「しばらくして」というのが5年ほど経ってかたですから、
その後も苦労の積み重ねだったのですね。
ちなみに木村さんは、口数が少ない方で、講演会でも
お相手のひすいこたろうさんが、かなりサポートをされて
いたそうです。控えめな方なんでしょうね。
書影を見ていただくとわかりますが、なんとも好々爺と
いう表現がぴったりな木村さんの笑顔にメロメロになり
そうな感じです。
さて、たった三名なので早々と終わりかとおもいきや、
かなり話が弾み、気がつけば2時間近く経過していました。
初めてのバーチャル読書会ですが、場所にも時間にも
縛られないし、参加人数も多く出来ます。またやってみたい
気がするSkype読書会でした
以上、Fさんのご報告でした!
早々に原稿をMまでご連絡頂いてましたが
原稿のアップ・装飾が遅くなりましたm(_)m
少人数ながら参加頂きました三名の方にお礼申し上げます
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■読書会の予定はこちらです晴れ↓■
【H26年07月大阪(朝の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/401026118.html
【H26年8月大阪(夜の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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【H26年08月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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