└京都ほんわか読書会 感想☆

(仮)H24年3月ほんわか読書会日程☆in関西

■ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト■
http://book.geocities.jp/honwakadokushokai/
※H24年3月の予定をアップします
校正中…【京都】第81回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
読書会…H24年2月19日(日)朝10時~12時
ランチ会…H24年2月19日(日)昼12時10分頃~13時30分
私事ですが、読書会前日の健康診断では、他の部分は大丈夫な様子ですが、、、視力の低下が、、、バッド(下向き矢印)これは本の読みすぎ、、それともパソコンのしすぎ、、????
いずれにせよ、、勉強のし過ぎではないようです晴れ
前日に京都の天気予報を見た所、零下三度!(◎_◎;) 翌日、凍えないかどうかヒヤヒヤしましたが、実際に京都の地を訪れると暖かい日差しがさしており春の日差しを感じまし暖かく感じましたね晴れとはいえ、所々に雪かきをした後が目
普段の生活の中でも心なしか朝日が登るのが早く感じ初春の訪れを感じます( ̄▽ ̄)
さて昨年の暮れより場所を移して、今年もこちらでの読書会開催となります↓
STAR BUCKS 京都四条通ヤサカビル店(京都府京都市下京区)
http://www.starbucks.co.jp/
地図はこちらをクリック☆
今回の読書会の様子です↓
H24年2月19日京都読書会.JPG
※今回は前回も使用したテーブル周りにお客さんが多かったので、
寒いですが入り口近くのテーブル席としました台風
ゲストの方全員が揃うまでに4、5回他のお客様に
「すいません、、ちょっと席をとっているので、、」という事にたらーっ(汗)  
本日の本の紹介コーナーとなりますひらめき
【M】
H24年2月19日京都読書会M.JPG
『ヒルクライマー (小学館文庫) [文庫]高千穂 遙 (著) 』
大学のマラソン選手となるも、頓挫した主人公の礼二。そんな彼が幼馴染の形見で受け取ったロードバイクと幼馴染が通っていたヒルクライムチームとの出会いから物語が始まる。
辛い、苦しい、いつ果てるとも無い苦行。登った者にしか分からない達成感。人はなぜバイクで山に登るのか?ある男は家族との絆も断絶、、。礼二も同じようにバイクにのめり込み、持ち前の身体の能力を生かし選手として成長していく。そんな中、ひょんな事から礼二とその男性の娘と恋仲に、、、。それを目撃した複雑な父親心。(図解①)
複雑な関係.JPG
そして尊敬する先輩(娘の父親)に対する礼二のバイクへの取り組みにいつしか娘の心境に変化が、、、
「人はなぜ山に登るのか」、、、「山がそこにあるから」
フランスの登山家マレリーが答えたという話を〆の言葉としたいと思います
『天使になった男 [単行本]ジョー・タイ (著)』
ある男(ポール)がアウトサイダーの子供達を育てる施設事業運営に失敗、、、失意のもと崖から飛び降りた、、、はずだった。が、、、なぜか生きている。そんなポールの傍らに立つレイフと名乗る男。その男が言った「今から人生をやり直す事ができる」なぜか、ポールの体が幽体離脱したかのようになり、自らの姿を見ているモバQビデオテープを逆向きに進ませたように人生が逆回転に進んでいく。そしてその中でレイフと共に自分が置かれた状況に対して選択した事を冷静に眺めている眼鏡
銀行に融資を断られた事。ライバル施設との軋轢。家族との時間、、、その時ポールが抱いていた感情が恐れ・恐怖。「恐怖が選択を誤らせ、人を死に至らしめる、、、。」そうポールは呟く。数多くの人が恐怖に人生を誤らせてきた事を見てきた人物。
そんな恐怖を克服する術を伝え、レイフは消える、、、そして時は運命の曲がり角を迎えたあの日に戻る。そしてポールは恐怖を克服し、進むべき未来への選択を選ぶ
チーズはどこへ消えたのようにストーリの中に示唆に富んだ気付きを与えてくれる本ですが、、、自分は良く分かりませんでしたたらーっ(汗)
【Sさん】
H24年2月19日京都読書会Sさん.JPG
『モナミは世界を終わらせる? (銀のさじ) [単行本]はやみね かおる (著), カスヤ ナガト (イラスト) 』
主人公のモナミは普通?の女の子。でも実はモナミが世界の一大事を担っているとの事で、忍者の町から一人の男がその娘を守る為に派遣されるε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
学園で起こった出来事(野球部のケンカ、ゴミを捨てる等)が別の世界での出来事(中東で戦争勃発、森が消える等を)にシンクロし影響を与える世界だった⁈
子供向けミステリーを書かれている方の作品とのことですが、20周年記念作品という事で読まれたようですね\(^o^)/子供だましのトリックには、、、騙されたようです( ̄▽ ̄)
『真田三代 上 [単行本]火坂 雅志 (著) 』『真田三代 下 [単行本]火坂 雅志 (著) 』
一般に真田幸村が有名ですが、叔父幸隆、父昌幸、幸村三代に渡る真田家にまつわる物語を史実を元に再現?した小説となります。
親子三代に渡る役割を果たす。叔父の幸隆の時代より武田信玄に仕え、武田家の衰退と共に独立、周囲に数多の列強がひしめく中、策略、謀略を尽くしつつ、父昌幸のもとで勢力を拡大、関が原の戦いでは明智光秀型で獅子奮迅の戦いを繰り広げるも敗戦、、、謀略、独立、策略を尽くす中でも最後の幸村は己が仕えた主君の忠義を全うする
六文銭の御旗のもと、大阪夏の陣にて徳川家康の目前まで迫るも、、、。
敵方に「真田日本一の兵(つわもの)、古(いにしえ)よりの物語にも、これなき由」と言わしめたその影には親子三代に渡る物語が(涙)
【Tさん】
H24年2月19日京都読書会Tさん.JPG
『薬指の標本 (新潮文庫) [文庫]小川 洋子 (著)』
小学生の頃、自分はした記憶が無い?のですが夏休みの課題で森などに行って昆虫採集をし、それらを標本にする事をされた方は多いと思います。
ここに出てくる標本屋はそんな昆虫等の標本を売っているのではなく、お客さんが持ち込んだ物を標本としてくれます(^^)
でも、持ち込まれるモノが実はそういった類のモノではないのです((((;゚Д゚)))))))お客様が忘れたい記憶に関するモノ、、、本日お店に持ち込まれたのは家事で身体の一部を失い、残った女性の薬指だった(涙)
フランスの映画にもなった有名な作品のようです。短編でもう一つ入ってますがこちらも不思議な物語とのことです(。-_-。)
『作家の手紙 [単行本]北方 謙三 (著), 角田 光代 (著), 中村 うさぎ (著), 小池 真理子 (著), 森 絵都 (著), 奥田 英朗 (著), 姫野 カオルコ (著), 有栖川 有栖 (著), 新津 きよみ (著), 佐藤 正午 (著)』
改まった定型分による文書体ではなく、色々な作家が実際に送った、頂いた手紙から想像上の手紙までを集めた作品となります
テーマはよくある作家へのファンレターても、中身は会った事もない女性からの結婚の申し込み⁈であったり
毎年お中元を戴く人物に充てたお礼状に関しては、実は毎年戴く近江牛の贈り物が実は腐ってた⁈それをサラリと相手に気付かせてあげる手紙(^^;;
架空の手紙等に関しては夫婦として暮らしていたが、実は私はロボットだったの、、という形の離縁状であったり笑
書かれている文書が凄く作家だけあって凄く上手とか、でも、シチュエーションがシチュエーションなだけにそのまま使うには難しいようですね(^^;;
【Oさん】
H24年2月19日京都読書会Oさん.JPG
『ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫) [文庫]阿刀田 高 (著) 』
神話というと日本だと神様が困っている人びとを助けてたり、悪行を繰り返すヤマタノオロチ倒してハッピーエンドというストーリーが多いかと思います♪( ´▽`)
しかし、海外の神話特に自然環境や周りの多くの国々に囲まれた国に纏わる神話は日本のような優しい神様ばかりではないようですね(T_T)
神なのに正統性や自然の秩序を護るために時には残虐な行い(粛清?)を行ったりします((((;゚Д゚))))))) モーゼの十戒に出てくる、湖が半分に割れて逃げる人々を守る物語。これもあとから来た兵隊達を情け容赦なく溺れさせたわけで、、、(>_<) そういったイメージの部分や人間より人間くさい神々の神話を集めた短編集です(^-^)/ 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫]スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 岩澤 雅利 (翻訳) 』
映画化された当初、今世紀最大のミステリーと 絶賛され、その時点で2100万部exclamation&questionあのダビンチコードも凌ぐ程に、、、。ネットやTV?でもちょくちょく見かけた多いのではないでしょうか?現在、映画化され、本の出版もなんと累計6000万部にも上るようですねexclamation×2
そんなミステリー小説(ホラーではなく)ですが、登場人物が沢山出てくる!との事。Mは登場人物が5、6人超えた時点で誰が誰か分からなくなりますが、、、。そんな人の為に、分離された小冊子状の人物辞典がついているようです!本の始めに登場人物の纏めが書いてある事はありますが、、、実際問題、なかなか始めのページを開いてって事はしないですよね、、、。
物語の舞台は北欧のスウェーデンが舞台。ちょっと場所は違いますが、ムーミン達が暮らしていたムーミン谷はお隣のフィンランド目物語を読んでいると、スウェーデンは福祉国家ってイメージが強かったようですが、、、実際には、、、という所が垣間見られたようですね(詳しくは本書にて)各巻合計6冊の大作で、映画はミレニアム1(上下)がベースとの事です耳
【Sさん】
H24年2月19日京都読書会ASさん.JPG
『おせっかいな神々 (新潮文庫) [文庫]星 新一 (著) 』
先ほどの神様繋がりですが、こちらは神話ではなくこんな事あるある( ̄▽ ̄)といったごく短めの物語が40偏に渡って書かれているようですね。
神のイタズラ、貧乏神、笑の神、座敷童?も日本には百萬の神がいると言われているように沢山の神様が出てきてふふ〜ん♪(´ε` )といった笑を呼び覚まさせてくれるようです♪
『誘拐ラプソディー (双葉文庫) [文庫]荻原 浩 (著) 』
明日の記憶を書いている作者で藤原竜也が主演する映画にもなった小説のようですね。主人公はダメダメな男。借金をして、その借りた人物の車までパクってしまうとは、、ホンとダメダメですね〜(~_~;)←自分がいう立場には無いのですが♪(´ε` )
そんな主人公がそんな人生が嫌になって死のうとするも、、、できない(涙) 今度は辞めとけばいいのに、人質を捕って身代金を返そう!そしたら人生バラ色♪
でも、捕った人質の子供の親がマズかった!なんとヤクザの子供!(◎_◎;)そんな事も露知らず、警察、他の組を巻き込んだ大騒動が!
そんな喧噪の中、犯人とその子の間には親子の母性本能に似た感情が、、、ラストの結末や如何に⁈
読書会中、、こちらの作品と勘違いしていました↓
photo.jpg
映画『ヘブンズ・ドア』オフィシャルサイト
http://h-door.jp/
『あさ/朝 [単行本]谷川 俊太郎 (著), 吉村 和敏 (著) 』
こちらは先ほどの小説と変わりまして朝の風景(夜明けの色々な風景)を撮った写真集となります。
右から読むと朝、ひだりからよむとあさの写真と共にし詩集が書かれています(^O^)/
大人と子供向けに内容が分けられているようですね。大人の方にはどちらを読まれても感じるものがあると思いますよ(^O^)/
最後にSさんの名前の由来のトリビアが(^。^)
【Nさん】
H24年2月19日京都読書会Nさん.JPG
『終点のあの子 [単行本]柚木 麻子 (著) 』
お嬢様学校でのごくありふれた、何気ない日常生活を描いた作品。あるある(^。^)っていう感じの実際にありそうなストーリー。
中学、高校生の時ってそこが世界の全てに思えるとの事。なんか読んでいてあの時の事がスゴく懐かしくなるようですね(#^.^#) 自分も小学校から中学にあがる時ってどんな世界何だろうってドキドキしましたからね((((;゚Д゚)))))))
本書は何人かの 女の子がオニムバス形式で瑞々しい文書で紹介されます 。Nさんが気になったのは最初に出てくる女の子との事、多分共感出来るんでしょうね〜(=´∀`)人(´∀`=)
『一分間だけ [単行本]原田 マハ (著) 』
ひょうしに出てくる犬は出版会社で働くキャリアーウーマンである著者が飼っていたゴールデンレトリバーのリラ。ペットショップで売れ残って処分されそうな所を救われたようですね(>_<) リラの成長と共に都会では飼えなくなり、その子の為に郊外へと引っ越す事に。通勤が遠くなり、時間がかかるようになるなか、リラのいる生活はとても満たされた人生に。 そんな幸せな人生もリラが病気にかかって一転。看病で、仕事もままならない状況に、、。でも、あえてそこを仕事を諦めリラの看病に心を捧げます(この辺りは自分も紹介した秋田犬と飼い主とそっくりでした(T_T)) ページの最初の方で一時間下さい(リラとの)と書かれてありました 。でも、ラストには、、、この本の題名の理由が、、。犬に限らず命を宿したモノを飼うという事は綺麗事だけではいけないんですよね。 。。 『結婚幻想―迷いを消す10の処方箋 (ちくま文庫) [文庫]香山 リカ (著)』
心理カウンセラーの香山リカさんの著者なので?題名も相まって結婚に対するネガティブなイメージが書かれているのかなぁ〜と思ったようですが、実際にはそうでは無いようですねσ(^_^;)
殆ど?の女性がおちいる結婚に対する感情や心理について理解し、それに対処してもらう為の内容のようですね。
その殆どの女性が陥る心理について、イギリスのダイアナ妃の事が紹介されており、なぜ縁も所縁もない彼女に日本中の女性が悲観し、その死を悼んだのか?
そこにはプリンセスとしてではなく、一人の女性として歩んできたダイアナ妃に心を打たれたようですね(生い立ちや結婚観など)
女性心理を理解する為にも男性にもお奨めとの事!
【Oさん】
H24年2月19日京都読書会MOさん.JPG
『スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48) [新書]竹内 一正 (著) 』
本来持って行きたかった本が持っていけず、こちらの本を持ってきて下さいました。と、後でよくよく考えてみたら三人目の神様シリーズですね!(◎_◎;)ジョブズ氏は亡くなられてしまいしたが、、、。そんなジョブズ氏の生前に書かれた本となります。
誰も見向きもしなかった、小さな展示ブースから世界のAppleへ変移していくまでには数多くの困難な出来事があったと思われます。そのジョブズ氏が如何に交渉を進めていったかが分かる内容となっております。
ただ、一般的なスタイリッシュなイメージとは違い、交渉の場面では鋭利とも言える 程の圧力を持って挑まれたとのこと。この辺りは万人に共通したやり方ではありませんとの事でしたσ(^_^;)
『アインシュタイン150の言葉 [単行本]ジェリー メイヤー (編集), ジョン・P. ホームズ (編集) 』
先ほどが神で、次に紹介されるのは天才と言われたアインシュタイン。その彼が生前残した言葉を集めたモノとなります。数々の発見をした氏ならではの表現で読む人を科学の神秘に誘ってくれる言葉が多いかも(^_−)−☆
相対性理論について小学生?から質問を受けた時の言葉も紹介されてるようですね。難しい言葉を如何に分かりやすい平易な言葉で表すか?物事の本質を理解できてないと 伝える事ができませんからね
そしてこの本の末尾に張られた曰くつきのメモが、、、
memo.JPG
※Oさん以外の謎の人物が残したメッセージです↑
以上で読書会の報告を終了したいと思います晴れ
読書会後は希望者でランチに続きはこちら↓
■ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト■
http://book.geocities.jp/honwakadokushokai/
■読書会の予定はこちらです↓■
【H24年02月大阪ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/248852140.html
【H24年02月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/248851532.html
【H24年02月京都ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/248851663.html

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