【大阪(朝の部)感想】第170回ほんわか読書会in関西
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【大阪(朝の部)】第170回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三宮・京都)
・読書会…H27年7月19日(日)朝10時~12時頃
・読書会…H27年7月19日(日)昼12時~?時
日曜日の座席の予約ができなくなり、当日に早めにいきましたが
コース料理のお客様優先で丸テーブルが使えないため、2テーブルに分かれて開催しました♨
Mのいる、うさぎさんチームの様子です↓
最近、家庭の都合によりBlogの執筆が手に付かないため、
本の紹介コーナーを停止させて頂きますm(_)m
また、余裕ができましたら、紹介コーナーを復活させて頂きます😵
M紹介本
火花 単行本 – 2015/3/11又吉 直樹 (著)
Kさん
有頂天家族 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2010/8/5森見 登美彦 (著)
Mさん
土漠の花 単行本 – 2014/9/18月村 了衛 (著)
Kさん
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 単行本 – 2014/2/26森岡 毅 (著)
Oさん
ネガティブだからうまくいく 単行本 – 2002/12ジュリー・K. ノレム (著), 西村 浩 (監修), Julie K. Norem (原著), & 1 その他
Sさん
私という名の変奏曲 (文春文庫) 文庫 – 2014/4/10連城 三紀彦 (著)
Mさん
ゴールデンスランバー (新潮文庫) 文庫 – 2010/11/26伊坂 幸太郎 (著)
Tさん
スノーボール〈上〉―ウォーレン・バフェット伝 [単行本]アリス シュローダー(著)、伏見 威蕃(訳)
山頭火―草木塔 (愛蔵版句集シリーズ) 単行本 – 2000/11/25種田 山頭火 (著)
李陵・山月記 (新潮文庫) 文庫 – 2003/12中島 敦 (著)
片方のテーブルの進行・書記をFさんが務めてくれました!
Fさんは紹介を纏めてくれてました!
かめさんチームの様子です↓
※少しピンボケしてしまいました、、、
本の紹介を当日中にメールして頂いたのでこちらに記載します↓
==ここから==
カメさんチームのご紹介は司会を任命されたFが、僭越ながら。(^^;
まずは司会進行のFさんから二冊。
ぼくのメジャースプーン 辻村深月
名前探しの放課後 上・下 辻村深月
「ぼくのメジャースプーン」は何度もこの読書会で紹介されたことのある本です。Fも一度ご紹介しました。学校のウサギを惨殺した犯人に対して、特殊な能力のある男の子が復讐を行おうとします。その特殊能力を熟知している児童心理学者の教授と男の子の対話がほとんどの物語です。
そして、「名前探しの放課後」は「ぼくのメジャースプーン」の登場人物が重要なキャラクターとして登場します。
主人公は、いきなり3ヶ月タイムスリップする。記憶しているのは「誰かクラスメイトが自殺する」という感覚だけ。彼は、仲間とともにクラスメイトを探し始める。その自殺を止めるために。青春の刺々しさや脆さ、友達の繋がりを思い出す青春群像劇とともに鮮やかなドンデン返しが待ち受けるミステリです。Amazonの評価は2分されており「ぼくのメジャースプーン」を読んでいない人は最悪の評価、一方読んでいる人は高評価という小説です。
今回、2回連続でご参加のMさん
ソラリス スタニスワフ・レム ハヤカワ文庫SF
最近、この題名で再刊されました。
意思を持った海をもつ惑星ソラリスの解明のため、かの惑星に行った主人公は変わり果てた研究員に驚愕する。今は亡き妻の実像を見せられる彼はどうなるのか。
別にSFファンでは無いそうで、偶然店頭で見つけて読んだそうです。魅惑的な表紙になっていますから無理もありません。かなり難解だそうですが、魅力的な本とのことでした。
Hさんからは、2冊のご紹介。
世界を変えた100日 単行本 日経ナショナルジオグラフィック社 ニック・ヤップ
ナショナル・ジオグラフィックの膨大な写真の中から歴史としての変換点を象徴する100枚=100日を選択した1冊。大阪駅ビルに新規開店したツタヤの店頭にディスプレイされていて購入されたとのこと。昔と最近からの双方から歴史の勉強のつもりで見ているそうです。ムッソリーニってこういう感じの人だったのか・・・とか思うこともあるそうです。
世界から猫が消えたなら 小学館 川村 元気
こちらは猫好きなので、図書館から借り出しとのこと。余命半年と言われた主人公の元に悪魔がやってきて「何かを世界から消すことで一日生き延びさせてやる」ということを囁かれます。彼は猫が消える条件を飲むのかどうか・・・というお話です。
読書好きのKさんからも2冊です
ハケンアニメ! マガジンハウス 辻村 深月
今年の本屋大賞候補作の一冊。アニメ業界の裏側を描くお仕事小説dす。ハケンアニメ!という題名を「アニメ業界に派遣される人の話かな?」と思っていたそうですが、実際はそのクール(四半期)にヒットしたアニメを覇権アニメと呼ばれる事から名付けられたとのことです。アニメの影響力やその業界の話にビックリしたそうです。
幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部 東京創元社 山本 弘
業界初のビブリオバトルをテーマにした本です。本作は3冊めということでしたが、1冊めしか発見できませんでした(;_;)
ここでは「怖い話」と「戦争」をテーマにビブリアバトルが繰り広げられるそうです。この課題に対して、どうアプローチするかが読みどころでしょうか。オススメの点は、文章中に課題に関連するありとあらゆる本が紹介されていて、どれも読みたくなるそうです。
Wさんは、カンボジアでのボランティア帰りだそうです。
バニヤンの木陰で ヴァディ・ラトナー 河出書房新社
海外へ行く時には、その国にちなんだ本を借りて読むそうです。かのポルポト政権下での幼い記憶をフィクションをとして語る形式をとっていますが、ほぼ実話だそうです。著者の父は詩人であり、一家も王族なのでレベルの高いを暮らしをしていたと思われますが、虐殺の行われた時代、何を体験し、何を感じたのかを書き記します。簡単には読めない重い本ですが、詩人の父の言葉を含めて、美しい言葉繰り返すすばらしい本とのことです。
読書好きのお友達がいらっしゃるYさん。(うらやましい・・・)
2冊とも同一のご友人のご紹介ということです。
夜と霧 新版 みすず書房 ヴィクトール・E・フランクル
ご存知の通り、第二次世界大戦のナチスドイツの下でユダヤ人収容所だったアウシュヴィッツの生還者が語る生と死の実録です。死と隣合わせになりながら世界の美しさに感動する人間の「生」の営み。生きることの感動と差別による狂気を改めて考えさせられます。
私の中の男の子 山崎 ナオコーラ 講談社
「人のセックスを笑うな」で気になっている作家とご紹介者のYさんはおっしゃっていました。自分が女性であることを違和感として抱える作家が主人公です。彼女は、自分が「女性作家」として扱われることに戸惑います。自分が女性であることに壁を感じます。
作者である山崎ナオコーラの想いも投影されていると感じると追っしゃていましたが、なかなか今までにない視点で書かれている一冊だと想います。
ホラー物もお好きなKさん
2冊をご紹介いただきました。
その女アレックス 文春文庫 ピエール・ルメートル
最近、書店で山積みの話題の本。映画化もされるそうです。だれでも振り返る美女のアレックス。その彼女が誘拐され、悲惨な状況で監禁される。死の直前脱走することに成功した彼女は警察には行かなかった・・・そこから物語は始まる。
本作は2作めだそうです。前作の探偵役である警察官は出てきますが、その程度の繋がりのようです。アレックスの秘密、最後の結末は驚愕するとのこと。一度読んでみたいミステリです。
百瀬、こっちを向いて。 中田 永一 祥伝社
短編の恋愛小説群とのこと。表題作も「人間レベル2」のサエない暗い主人公が経験する恋愛のお話。
この作品を読むきっかけはホラー/ミステリ作家の乙一の別名義と知ったからだそうです。内容はまったく違ったものですが、文体や主人公の設定は似ていると思ったそうです。
初めて参加のKさん
ソロモンの指環―動物行動学入門 ハヤカワ文庫NF コンラート・ローレンツ
刷り込み理論で有名なノーベル賞受賞のコンラート・ローレンツがユーモアを交えて語る動物学。ローレンツ博士のおうちには、多数のいきものが放し飼いになっているそうです。いわゆる「放し飼いあるある」がいっぱいだそうです。生き物の生態をわかりやすくユーモアたっぷりに描く本著は、動物好きの方にはオススメのご本だとか。
首無の如き祟るもの 三津田信三 講談社
摩訶不思議な事象が起こるミステリ。本格ミステリとホラーを合わせもつ本作は、「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズの第二作だそうです。ご紹介者によるとシリーズ最初の作品よりコチラのほうが面白いそうです。なかなか文庫にならなかった等のお話もされていました。このシリーズ、今は8作も出版されています。
以上でFさんの読書レポートを終わります!
読書会後は希望者にランチにご案内しました↓
イタリア大衆酒場 堂島グラッチェ本店
http://r.gnavi.co.jp/kant501/
TEL;050-5796-0322
営業時間はぐるナビをご覧ください
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■読書会の予定はこちらです☀↓■
【H27年09月大阪(朝の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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【H26年08月大阪(夜の部)ほんわか読書会の予定はこちら↓】
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