第35回目H23年3月5日ほんわか読書会感想☆in 大阪
【第35回目H23年3月5日ほんわか読書会感想☆ in 大阪】
2月27日に引き続いて、3月初の大阪読書会です
ブログの更新が追いついてるような、追いついてないような・・その辺りはご容赦を
H23年3月5日ほんわか読書会感想☆ in 大阪となります!
午前10時少し前に到着、お店がオープンする前にゲストのYさんが先に到着されてました
今回もここ、ロンドンティールーム 堂島本店↓
http://www.london-tearoom.co.jp/shop/doujima/index.html
同じ写真ばっかりなので、今度違う写真を撮っておきます
お店の開店と読書会の始まりが同じ10時からなので、、、ちょっと朝はゴタツキ気味です
それでは、お先に今回の読書会の風景を↓
今回の大阪読書会本紹介コーナーとなります
【主催者Mのコーナー】
すでに自分の書評を書くのがついに16日に・・当日に話した内容と違うかも
『違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい! (角川oneテーマ21)齋藤 孝(著) 』
「あれ?」”ふッ”と気になる、でも何事も無くそのまま流してしまうそんな”違和感”
ここでいう、”違和感”とこうだと決め付けてしまう”直感”とは違うようです
ゲストのDさんは15分足らずで、読書会中に読破され、書評まで案内していただきました
『時間島 [単行本]椙本 孝思 (著) 』
図書館に本を返しに行った際に返却棚を物色していると・・なにやら怪奇な題名が
京都の読書会で怖い本を紹介戴いてたので、そんな用途にピッタリでした^^;
ある池に落ちた人間が5年後、当時と同じ状態で発見される
“時間島”と揶揄されてる無人島で繰り広げられる事故・事件、そこに現れる謎の包帯人間・・
金田一少年の事件簿と20世紀少年をミックスした様な感じのストーリー
行き着く間もなく進んでいきますラストは・・え?!と驚き、読み返すこと必至です
【読書会初参加のTさん】
『空飛ぶ豚 アンナのブタ・コレ [単行本]荻野 アンナ (著)』 ←確認中 飛行する豚?
動物の飼育をする仕事(人気で超~!難関のようです)をされていたTさん
その関係からかブタが好きになったとの事(確かそういわれてたと思います)
自分も今年1月の干支として”ブタ”を選びました(冗談です)
http://dokushyo.seesaa.net/article/175489355.html
そんなブタちゃんですが、人間と深い関わりが示唆されております
人間の祖先が実は猿ではなく、ブタだった可能性が・・とか
発掘されたブタの歯を初め人間の歯だと勘違いしたが、、実はブタの歯だと気付いたりと
まだまだ、知られざるブタちゃんの生態がこの本で明らかになるかもです
【読書会に急遽参戦!初参加のMさん】
『奇跡の脳 ジル・ボルト テイラー (著), Jill Bolte Taylor (原著), 竹内 薫 (翻訳)』
脳科学者であった著者自身がある時、脳卒中にかかり、それから回復していくまでを綴ります
私自身もこの本は、学生の友人であるHさんから以前に紹介を受けて読んでいました
日本には茂木さんや苫米地さんといった脳機能学者が存在しますが・・
彼らはどちらかというと脳を研究し尽くして出した結論・・
かたやこの著書は自らの研究と臨床体験から導き出した分、重みが違います
【先月参加が叶わず…今回、初参加となりますAさん】
『死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた大津 秀一 (著) 』
若いうちはまだまだ時間がたっぷりある・・でもそんな事はない
若い・年老いても生きるものは常に死と隣あわせである
末期ガンで自らの死を間近に控え亡くなられた方々を看取った著者、その数千人以上・・
人は自らの終わりを悟った時、何を思うのだろう・・何を後悔するのだろう・・
その方々の書ききれない程のたくさんの思いを綴ります
【読書会2回目参加となるYさん】
『Good Luck アレックス・ロビラ (著), フェルナンド・トリアス・デ・ペス(著), 田内 志文(訳) 』
この本、実はこの読書会で4回目?の登場となります(自分も読みました)
Yさんが学生時代友人から薦められて読まれたようです
二人の騎士が魔法のクローバーを探しに出かけ、幾多の困難を乗り越えていく物語
ショートストーリですが、多くの気付きを与えてくれます
Yさんもこの本を読んだことで今の仕事に行き着いたようです
※著書からの補足
この本を書き終えたのはたった8時間。だが、この本を考えるのに3年の月日を費やしたとの事です
この言葉の意味、、、すごく深いです
『感動する!数学 (PHP文庫) [文庫]桜井 進 (著) 』
数学って取っ付きにくい感じがしますが、この本はそんな事を払拭させてくれるようです
例)一枚の紙(A4として)を100回折りたたむとその高さは地球~月まで届くでしょーか」
答えは・・・・
この本を一青窈さんが紹介されており「桜井先生と出会って数学はロマンだと気付いた!」
とあるように数学って未知の世界を照らす魔法の道具のようですね
【もう一人の主催者Kさん】
去年一番読んだ本の中で一番良かったのが、村上春樹さんの1Q84
それを読んで村上春樹にはまったとの事!!
今回の読書会では10人中2名の方しか読まれてませんでした
そんな理由で以下の二作品↓
『スプートニクの恋人 (講談社文庫) [文庫]村上 春樹 (著)』
この本読んで始めの話の件にビックリされたとの事
これも面白いわ~と読み始められたようですね
『ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) [文庫]村上 春樹 (著)』
初めて読んだときに世界観がKさんに合わなくてほったらかしになってたようですでも、1Q84やスプトーニクの恋人を読んで、再挑戦との事です
『この国を出よ [単行本]大前 研一 (著), 柳井 正 (著) 』
海外駐在系経験のあるKさん、日本と海外を見てきて何とかせねばと思ってるようですね!
もちろんKさんだけではなく、著者の大前さん、ユニクロの柳井さん、softbankの孫さん等など・・今の日本を立て直そうと頑張っている方が沢山いるようです
※題名にあるような、日本を捨てて海外に移り住め!という本ではありませんのであしからず
【今回、二回目の参加となりますDさん】
『超思考 [単行本]北野 武 (著) 』
ビート武こと日本のお笑いタレント、Mr.Kitanoこと世界の映画監督としてしられる北野武
自分が小学生の頃、たけし軍団を率いてた事がイメージとして残っているので・・
こんなにも日本と海外での評価が違うのか?と思い知らされます
世界のKitanoから一言!「日本人よ、群れるな!」
『三島のジャンボさん―ミスター・グラウンドワーク [単行本]渡辺 豊博 (著) 』
本の写真に見合わず、この人スゴイ人です
NPOかな?静岡での事業の資金を10億円程、内閣府から調達した強モノです!
あげくには小学生時代には子分を数百人作って、何かやってたりと要は・・ガキ大将です
しかし、そんな人ほど大人になってから大きく大成するケースがありますよね
変に勉強だけ要領よくできて、いい学校に入り、いい会社に行く人も・・・
どれが良いか悪いかを言うわけではないですが、色んな活き方があるって事ですね
Dさん曰く「心のリハビリをして、(地元に)帰ってきた!」との事です!
あまり、本の紹介と違いますが
【今回、二回目の参加となりますFさん】
『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫) [文庫]岡本 太郎 (著) 』
太陽の塔の建設、「芸術は爆発だ」の発言で有名な岡本太郎氏、
その岡本氏生誕100年を早向かえます
ほんとにこの人は上記の北野氏や三島のジャンボさんではないですが、芸術家としてだけでなく途轍もない人のようです
「自分自身の既成概念を爆破しろ!」といってますが、”爆発“とは心の中を澄み渡ったものにするんだ!というメッセージのようです
『葉隠入門 (新潮文庫) [文庫]三島 由紀夫 (著) 』
葉隠れとは「武士道とは、死ぬ事と見付けたり」というフレーズで有名ですが
著者の三島由紀夫氏もご他聞にもれず、熱く、熱く、そして壮絶な行きかたをされた方ですね
Fさんが補足されてたことは、ただ死ぬのではなく、生きるべき時は行きぬく!
そして、自らの死地を見極めた時に、自ら死を選ぶと・・
切腹も恐ろしいイメージがありますが、、自らの潔白を示す意味もあるようです
※腹黒くないということで
少し、話しがきつくなりましたね、、ごめんなさい
『スラムダンク葉隠 [単行本(ソフトカバー)]遠超 段 (著) 』
上記の”葉隠れ”と巷で有名となった”スラムダンク勝利学”
どちらもこじつけとしか思えないとのコメントでしたが
バスケが好きで、表紙の色がFさんのお好きな黄緑色なら、買わんとしかたない!
と話しされてて皆さん大うけでしたちなみに目の前に座ってるAさんもキレイな青色をまとわれてましたね~
【今回、初参加となりますFさん】
『檸檬 (新潮文庫) [文庫]梶井 基次郎 (著) 』
ちょうど3月14日が著者の梶井基次郎氏の命日に当たるようです
著者は肺結核にかかり、その闘病を描いた作品となるようです
そんな状況においてもここまでキレイな文章を残される等
亡くなられて80年近く経った今も、3月14日の命日には誰かが京都の丸善の洋書コーナーには檸檬を”レモン”置いていかれるほど、親しまれた方のようです
『マネジメント – 基本と原則 [エッセンシャル版] [単行本]P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (著)』
経営学の神様とうたわれる、ドラッカーの著書、それのエッセンシャル(必須)版です
自分もこの本は本屋の棚で見かけましたが、、自分もなかなか手に取ろうとは思えなかったのですが、、、最近、もしドラを読んだ為、こちらの方も読む方が増えてきたようですね
Fさんもこの本で勉強中との事です
南船場にある最近出来た、芥川賞作家、玄月さんがプロデュースのお店があるようです
「文学Barリズール」
http://namba.keizai.biz/headline/1706/
Fさんから紹介を受けて、Mさんは早速行かれたようですね(3月18日の読書会にて)
【今回で3回目の参加となりますMさん、連チャンでの参加です】
『レインツリーの国 [単行本]有川 浩 (著) 』
本と映画化でも有名になった阪急電車の有川氏の著書となります
阪急電車を読みましたが、有川氏の本は男女の出会いを女性の立場でユニークに書かれているなぁとおもってます(個人的な意見として)
「一冊の本から男女のメールのやり取りが始まる、でも女性のほうは会えない理由があった・・」
阪急電車でもそうでしたが、たった、この一説だけでも人を惹きつけるものを書かれるかただなぁと思ってます!続きが気になる
『こころの処方箋 (新潮文庫) [文庫]河合 隼雄 (著) 』
著者の河合 隼雄さん、臨床心理学の先生のようですね
話しは著書とは離れるかもしれませんが、現代人は多くの悩みを抱えて生きてます・・
人間関係の悩み、仕事の悩み、恋愛関係、夫婦の関係、友人との関係等など・・
そういった悩みを少しでも解決する糸口になってくれそうな本ですね
読書会後にランチを食べに行きました
違うお店を予定してたんですが・・去年の忘年会と同じく貸切の為、使えませんでした
ですので、前回と同じお店となっております
低カロリーバイキング”etsu” ↓
http://etsu-direct.jp/tenpo_abanza.html
次回の読書会日程をご案内しておきます↓
■神戸・大阪・京都の読書会日程ページはこちら↓■
【大阪・神戸・京都の読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/183799455.html
※大阪・神戸・京都の各月への日程・予定へのリンク張ってます!